■マジレンジャー第1話感想
先週めでたく1年間の放送を終了した『特捜戦隊デカレンジャー』に変わり、本日からスタートしたニューヒーロー『魔法戦隊マジレンジャー』
今日はリアルタイムで見るためにわざわざ7時半起きですよ!!
唸る大地のエレメント!緑の魔法使い!マジグリーン!
息吹く風のエレメント!桃色の魔法使い!マジピンク!
たゆたう水のエレメント!青の魔法使い!マジブルー!
走る雷のエレメント!黄色の魔法使い!マジイエロー!
燃える炎のエレメント!赤の魔法使い!マジレッド!
魔法戦隊 マジレンジャー!!
第1話を見た感じではまずまずのスタートではないでしょうか?
突然敵が攻めてきて、わけもわからず変身して戦え!と言われて成り行きで戦う羽目になる、王道な導入部分ですね。
史上初、第1話で7人の戦士が判明している訳ですよ!
母親がマジマザーに変身するというのも驚きの設定ですが、敵側についている魔道騎士ウルザードとの因縁もありそうな予感。
でもきっと最終的には仲間になってくれるんではないでしょうか?
アバレキラーもゴウライジャーもガオシルバーも最初は敵でしたからね。
これは最終的には大所帯な戦隊になりそう。
しかしこれはあくまで穿った見方。
第1話にいきなり最強の敵が現れてぼこぼこにされてしまうというのも、その後の大逆転があればこそ生きてくる演出ですからオレとしては期待大です。
「魔法使いはオレ一人でいい!」
なんて渋いボイスで言われた時、木野さんの「アギトはオレ一人でいい!」が頭によぎったに人の数>+1
ウルザードの一閃を素手で受け止める魁、真剣白羽鳥か?と思ったらしっかり刃を握り締めてる(汗
握っちゃダメー!挟んで挟んで!斬れちゃうから!
1話における重要なポイントはやっぱり敵との初の邂逅もありますが、やはり主役たる5人のキャラクターを如何に視聴者に分かりやすく印象付けるかにあると思います。
スーパー戦隊において、ある程度性格付けのフォーマットが既にできていますので、後はどの色のどんなキャラクター性をもたせるかですね。
マジレッド:小津魁
三男で一番末っ子。熱血で猪突猛進型というのはレッドにおいて基本中の基本。
ただ例外的なのはやはりレッド=リーダーではないという事。
前例がないわけではないですが(カクレンジャーのニンジャホワイト、メガレンジャーのメガブラック、タイムレンジャーのタイムピンクなど)、さらに「三男」であるという設定。です。
過去に兄弟戦隊はファイブマン、ゴーゴーファイブと2作品ありましたが、どちらもレッドが長男でした。
この辺の配置変更が、この1年話を作っていく上でどのように生かされていくか、大変興味深い所ではあります。
得意な魔法は錬成術。
敵をサッカーボールへと再構築して得意のサッカー技を生かして戦っていましたね。
勿論火のエレメンタルの加護を受けているので必殺技「レッドファイヤー」で火の鳥の如く的に体当たりします。
マジイエロー:小津翼
次男。イエローがクールでニヒル、というよりちょと不良臭い。
でもきっと根はいいやつに違いありません。
イエローが2番手で、しかもクール系というとガオレンジャーを思い出しますね。
というより他にいませんが。
やっぱり突っ走ってしまいがちな魁のブレーキ役になるのかな?
得意な魔法は薬の調合らしいですが、特にそれらしい描写は見られず。
また、必殺技の「イエローサンダー」もマジスティックをアロー形態に変形させての攻撃だったのでオリジナリティが今ひとつ。
やっぱりモチーフが「雷」なのはありがちなわりに現実味が薄いと言うか使いづらいですよね。
マジブルー:小津麗
う〜ん、名前聞いた数ヶ月前から気にしてたんですが、ネーミングセンスで損してる気がしますね。
次女です。しかしどうも長女芳香のフォローに回っているような役回り。
のん気な姉にしっかりモノの妹という構図に見えました。
未来予知が得意との事みたいですが、劇中で占いを披露してくれましたね。
まぁ内容はアレでしたが(笑
必殺技「ブルースプラッシュ」は水上で強力な水しぶきを上げる技ですね。
これって水上でしか使えないのでしょうか?
いや、多分地上でも使ってくれると思いますが、その辺は特撮の技術でカバーですね。
マジピンク:小津芳香
長女なんですがどうもしっかりモノのお姉ちゃんというイメージは薄いです。
事あるごとに麗にアレコレお願いしてたのがちょっと目に付きました。
裏目に出なければ良いですが。一応天然系らしいので、憎めない存在という事で皆目をつぶっているんでしょうね。
得な魔法は変身らしいんですが、早速1話から一番インパクトのある、『魔法』ならではなバトルを繰り広げてくれました。
扇風機に変身し、必殺技「ピンクストーム」を繰り出していました。
まさか扇風機に変身しないと使えない、という事はないと思いますが。
マジグリーン:小津薪人
長男。みんなの頼れる優しいアニキって感じですな。
土いじりが好きという事で一応得意な魔法が魔法植物学となっていますが、これから追々覚えていくんでしょうか?
大地=土、と関連付けがちですが、植物を操る技を持ちます。
これまでこういったタイプの戦士は珍しいですね。
ギンガピンクが「花」を操る戦士ではありましたが。
マジスティックを斧状に変形させて必殺技「グリーングランド」を放ちます。
緑の地を這う衝撃破と言った感じ。
兄弟という事で各キャラクターの性格付けは通常の戦隊以上にしやすいですね。
デフォルトで上下関係がついていますから。
そして今回戦う戦士は5人だけではありません。
マジマザー:小津深雪
前作デカレンジャーで言うとスワンのポジションにあたりますが、なにしろ5人の母親ですからね。
かつマジレンジャーのまとめ役であり支援者であり指導者ですから、きっと母親としての顔と指導者としての顔、両方を使い分けるような話が想定されます。
きっと2つの選択を迫られて、戦士としてよりも母親として行動してしまうようなイベントも起きるに違いないでしょう。
氷のエレメントの
加護を受けているので敵を凍らせる魔法を使っていましたね。
さらに敵側にも魔法を使う戦士が存在します。
魔道騎士ウルザード:????
なぜ敵側に魔法を使える者が存在するのか?謎に包まれた存在です。
盾には冥獣帝ン・マの眼が埋め込まれており、強大な力を与えるとか。
また、自身が魔法で巨大化し、さらに魔道馬ヴァリキオンと合体する事で「ウルケンタウロス」になります。
巨大化ですよ!巨大化!
まぁ敵が巨大化するというのは割とオーソドックスなんですが、まだ色々ビックリする仕掛けがあるみたいですね。
オープニングに登場しているマジレンジャーのロボ「マジキング」
なにやらロボだけでなくドラゴンにまたがる戦士の形態もあるようですが、一体どのようにして登場するのでしょうか?
(ネタバレになるのでとりあえず伏せておきますが)
とりあえず次回マジマザー自身が巨大化してウルケンタウロスと対峙するようですね。
画像自体はネットで1ヶ月近く前から流れていましたが、ようやく動いている所を拝める訳です。
その超ど級の対決に期待しましょう!
魔法戦隊マジレンジャー、第1話「旅立ちの朝〜マージ・マジ・マジーロ〜」
感想としてはかなり楽しめるつくりになっていて安心しました。
まぁあまり不安はなかったんですけどね。
通例特撮の1発目ってのはまだ役に慣れていない部分が多少目立ったりするので、マジレンジャー自体多少そのきらいはありますが、それは特撮大好きな大きなお兄ちゃん達にとっては折込済みですからね。
今後の成長を暖かく見守っていきましょう。
この1年、マジレンジャーをみんなで応援していきましょう!!
エンディングを歌う「SisterMAYO」はジャングルはいつもハレのちグゥのOPを歌っていた方ですよね?
どうでもいいけどエンディングで両手を腰あたりにあて、ケツを振る動作。
映技プロデュースのゆうこりんの踊りを連想してしまって笑えるんですけどなんとかしてください!
余談ですが、響鬼のエンディング、3話にしてロケ地変わってませんか?
どこなんだか全然わかりませんけどね。