2007/05/12 Sat.
去る5月12日、幕張メッセで「スクウェア・エニックスパーティ 2007」と言うイベントが催されました。
まぁ簡単に言うとスクエニの一人ゲームショウみたいなものですね。
風の噂で水樹奈々がスクエニの新作発表会に出演するという情報を聞きつけたので、仕事帰りににょろっと覗いてきました。
今回はそのレポを軽く書いておこうと思います。
今回のイベント会場は幕張メッセのどこそこです。
幕張メッセと言えば様々な催し物が行われている会場として有名ですね。
記憶に新しいのは昨年末のジャンプフェスタでしょうか?
まぁあれは厳密には使われていたブロックが違いますが。
東京から京葉線で一本の京浜幕張駅で下車して徒歩数分と行ったところ。 歩いていくと入り口がこんな感じになってましたわ。
今回のイベントは開場が10時でした。
しかし、どうやら”優先入場券”なるものが巷では出回っていたようですね。
一般の入場列とは別の待機列が形成されており、その列は9時の時点で入場していきました。
この優先入場券、入手するにはスクウェア・エニックスのゲームを購入するとついてくるポイントを貯めるともらえるシステムだったとのこと。
存在自体を知ったのがイベントのつい1週間前だったのですが、知ったところでゲームをまったく買ってないのでどの道無理でしたけどね。
今回一般入場だったオレは夜行バスで上京してきて、そのまま待機列に並びました。
朝6時半の時点で一般列は前に100人くらいでしたね。
みんな気合入ってます。
朝9時の時点で優先入場していった人は目算で大体数百人の後半でしょうか?
オレが入場した10時の時点ですぐにステージへ向かったんですが、前には既に200人位が待機列作ってましたね。
出遅れた感バリバリだったんですが、蓋を開けてみれば前から4列目で見れたので結果オーライでした。
朝6時半から11時まで4時間半待ち続けた甲斐がありましたよ。
最終的にイベントステージの会場には3000人以上の人が入ったらしいですよ?
後ろの方の立ち見席はものすごい混雑になってたみたいですね。
さまざまなブースで何が配布及び販売されていたのかは種類が多すぎて個別には分かりません。
しかし、入場時にスタッフがオリジナルパンフレットを売り歩いていたので記念に買ってみました。
売り子が妙に高圧的な「買えよお前ら」オーラを放っていたりして若干気も引けたのですが。
飾りもそっけもないです。
まぁ製本自体はかなりしっかりしたものになっていて、中身はオールカラーで50ページ。
内容はこんな感じ↓
えっと……
ファイナルファンタジーとドラゴンクエスト関連でほぼ8割り~9割なんですが(汗
なんかちょっと切ない現実ですねぇ。
ちなみに今回のステージイベントに関連する「スターオーシャン」のページもありましたよ?
はい、この1ページだけでした。
ってえぇぇぇぇぇ!?
仮にもステージでイベントやるようなゲームの紹介ページがたった1ページとは。
正直この扱いは酷いと思いました。
スターオーシャンシリーズのリメイク2作品、それぞれから主な声優がそれぞれ4人ずつゲストに出演していました。
その4名×2は以下の方々。
これだけのメンツが8人も揃うトークイベントは中々あるモンじゃないと思いますよ?
先日のリリカルパーティ3には負けますが。
宮野真守が来ていたせいでしょうか?会場には女性客がかなりいましたね。
と言った具合。
トータルで45分程度の割とあっさりしたイベントでした。
歌ありトークあり、ってそれだけなんですが。
てっきり新作発表会だからもっとゲームに突っ込んだ内容のイベントかと思っていたのですが、蓋を開けてみたら声優座談会でした。
だってゲームの製作スタッフとか誰もいないんですよ?
キャストしかいないんですよ?
ちょっと驚きました。
まぁ楽しめたからいいんですが。
では、各コーナー別に順を追って説明していきましょう。
出演者の一人である浪川大輔とアシスタントの女性二人が司会進行役でした。
始まって早々たいしたトークもなくいきなり歌のコーナーへと繋がりました。
『あすなろ』と言うバンドが歌う、スターオーシャンI First Departerの主題歌で「heart」と言う曲を披露してくれました。
いや、歌は普通に上手くていいと思ったんですが、いかんせん会場の観客の温度が低すぎです。
みんな恐らく声優を見に来ているので、いきなり歌が始まってもきょとんとしてしまいますよ。
本来なら総立ちでガンガン拳を突き上げてノリノリになるところなんですけどね。
不完全燃焼でちょっと残念でした。
なんか宇宙空間につらつらと各シリーズの紹介文が表示されて(全部英語)、英語で読み上げられてました。
過去のシリーズを全然知らないんですが、いまいちピンと来ませんでしたね。
映像とかあんまなかったし。
出演声優陣一人ひとりによる挨拶です。
内容も短い一言ずつなので、ここはちょっと割愛。
すみません。
明石家さんまの「恋のから騒ぎ」をパロディしたお題ありのトークコーナーでした。
なんだか牙のDVD発売記念イベントを思い出しましたよ。
まぁトークイベントでこの形式が一番やりやすいでしょうからね。
まず笑ったのが、名前の後ろに「声優」って入ってる事ですよ!
いや、確かにそこはフォーマットに従うと職業が入るのかもしれませんけどね。
場内大爆笑。
ゲームの台本を取りに行ったら凄い量のダンボール箱を渡されてしまったらしく、その時の写真が巨大スクリーンに映し出されてました。
段ボール箱いっぱいの台本に埋もれる水樹の写真、でも顔だけは笑顔と言うショットでした。
杉田「家事になったら、助かりませんね!」
ちょ、杉田の初コメント一発目からツボって大爆笑だったんですけど。
浪川も同様に大量の台本をもらったようで、その時の写真がスクリーンに映し出されました。
その写真はダンボールの中に浪川が入っており、それを埋め尽くすように台本が敷き詰められた写真でした。
そしてテロップには「浪川大輔(珍獣/声優)」の文字が(笑
スタッフグッジョブ(*^ー゚)b
浪川「集中したくて、暗くしたんですよ」
と浪川。
アフレコに集中するために、部屋の明かりを落としていたようで、その時の写真がまた巨大スクリーンに写されました。
上半身裸で背中を向けてポーズをとっているなんともアレな写真が。
杉田「明らかにやり過ぎですね、背中の鬼が泣いてます」
相変わらず訳わかんないコメントに吹きました。
水樹「んー、いいと思います」
明らかに言わされてる感出まくりの返答に困ったコメントでした。
巨大スクリーンにぷりしすのイラストが映し出されて
釘宮:だってこのイラスト見て下さいよ、メカいっぱい……
と言う釘宮の疑問に対して、司会の浪川があちこち意見を求めました。
生天目:アタシ?!……ファンタジーですからなんでもありです!
テロップでは全員と出てましたが、実際にはスターオーシャンI First Departerの面々ですね。
シナリオがまだ全然出来ていないようで、現在練りに練っているようです。
杉田:「3で出てたうまい棒が出てくれないかな?」
相変わらず常人の斜め上を行くコメントです。
「声のウラ騒ぎ」のコーナーはたったお題3つで終了でした。
早っ!
わざわざスターオーシャンの特徴(1) ~(3)なんて準備してるあたり、結局現段階で言えそうなレベルのゲームのアピールをするための振りのコーナーだったみたいですね。
ここでほとんどのゲストが退場していった訳ですが、司会の二人はともかく、なぜだか奈々ちゃんだけがステージに残されたわけですが。
まさか?!ひょっとして何か歌うのか?!
と心躍ったのですが、ただトークをしただけなのでした。
変な期待させないでくださいよ!
浪川「奈々ちゃんはゲームは好きな方?」
と言う問いに対して
水樹:「好きですね、2は普通にやってました。だから一言一言大事にやらせていただきました。
アフレコの前にキャラの説明なんかを受けるんですが『大丈夫です、知ってますから!』
って言ってました」
との事。
前々から感じてますが、奈々さん相当ゲーム好きですよね?
有名どころのRPGとか大体やってんじゃないでしょうか?
だからかどうか分かりませんが、割とゲーム関連のヒロインの声の仕事多いですよね?
浪川:「ライブとかでものすごい沢山の人の前で歌ってるけど、緊張とかしないの?」
水樹:「してますよー、いつも裏で人人人って3回書いて飲んでます!」
浪川:「じゃぁライブの前にいつもやってる事はある?」
水樹:「某栄養ドリンクをいつも飲んでます、あとカツカレー食べたりとか、勝負に勝つで」
浪川:「なんか古風だねぇ(笑)」
奈々ちゃん、そこは『京都の鈴虫寺に行っている』とか、『大先輩の若本さんからもらった魔除けの鈴を身につけてる』とか言って欲しかったですね。
そこでファンがにやりとするポイントだったのに。
と、こんな感じでなぜ奈々ちゃんが単独インタビューを受けているのか分からない状況で時間を稼ぎつつ(奈々ファンだからいいけどさ)、準備が整ったようで漸くSCANDALの4人が登場してきました。
みんな若いですねぇ。
売りは少し迷って「若さ、元気な所です」、確かに色々と若いですね。
若い女の子4人組のバンド「SCANDAL」が、スターオーシャンII Second Evolutionの主題歌「start」を披露してくれました。
水樹:「この曲はレナをイメージして作られたと聞いたので、楽しみですね」
と言うわけで歌の方がスタート。
歌の方は、聴いていてちょっと気になったんですが、ドラムの叩き方と実際に聞こえる音にズレがあったのですよ。
そもそもドラムの叩き方が全然力入ってなかったし、「ひょっとして演奏のフリしてカラオケ?」と一度疑惑を持ってしまったので素直に楽しめませんでした。
ステージ中央に出演者一同が集合して、プレスの方による撮影タイム。
待機していた数十人のカメランマンが一斉にステージ下に集まってきてデジカメでパシゃパシャやってました。
今まで色々(と言っても奈々関連のみですが)イベント来ましたが、こんな時間が設けられているイベントは初めてでした。
この間観客はぼーっと見てるだけ。
しかも「撮影はお断りさせていただいております」と言う注意が始終飛んでいました。
この状況下で写真撮る一般客もいないでしょうけどね、もしいたら空気読まなさ過ぎ。
まぁ広報のお仕事ですから、こう言う撮影用の時間を設けての対応も必要なんでしょうね。
出演者一同から一言ずつご挨拶。
まぁ大体内容は「頑張ります」とか「お楽しみに」な感じのコメントなんでちょっと割愛。
すんません、速すぎてメモとれませんでした(汗
待ち時間約5時間に対してイベント正味45分でしたが、また楽しめたからOKです。
相変わらず奈々ちゃんはメインにいないと聞き手に回ってる事が多いので他の方のトークの方が面白いと感じてしまったりします。
特に初めて杉田智和のトークを聞いたんですが、本当に面白い方ですね。
笑いが止まりませんでした。
肝心のスターオーシャンに関して、オレ自身まったく興味も知識がない中での参加だったので、真のスターオーシャンファンの方々には申し訳なかったですね。
オレの知識と言ったらアニメのスターオーシャンEX見てたくらいなので。
でも役者陣の楽しいトークが聞けたのでゲームの事なんか全く解らなくてもちゃんと楽しめました。
タダで見れたイベントなのでまぁよかったと思います。