2005/04/30 sat.
去る2005年4月30日、ラジオ番組『水樹奈々スマイルギャング』の公開録音へ行ってきました。
番組の公開録音は2002年8月18日の文化放送第5スタジオ、2004年3月21日の有明パナソニックセンターに続いて3回目であってますでしょうか?
当方スマギャンを聞き始めたのが2004年の7月頃と言う事でこれまで縁がなかったのですが、今回こそはと思い立って参加してきました。
今回この公開録音に参加するためには、ヤマギワソフトで「シャッス3」を全額前金で予約し、店頭備え付けの応募用紙でのみ申し込む事ができる、というスタートからハードルが高い内容でした。
参加人数も前回の有明パナソニックセンターでの公開録音時の350人程度から大幅に増えて1000人(最初800人が途中で増)と、かなりの規模拡大でした。
実はMasaは抽選に惜しくも破れてしまったのですが、onebridgeさんの計らいで当選ハガキを譲ってもらった為参加することができました。
この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
今回公開録音の会場となった場所は、目黒にある「めぐろパーシモンホール」内の大ホールです。
アクセスは東急東横線の「都立大学」駅から北口を出て徒歩で約7分。
めぐろパーシモンホール 入り口付近
開場が14時半と言う事で14時ごろには現地についたのですが、それはもう長蛇の列でした。
「指定席なんだから並ぶ必要ないじゃん!」とも思ったのですが、係員の人が列整理をしていたのでおとなしく列に並ぶ事に。
めぐろパーシモンホール 大ホール入り口
会場内は意外に広くかったです。
オレの席番号は「1階12列23」
1階席だけでも横40弱の席数×22列でしたし、2階も合わせたらやはり結構な人数を収容できるホールでしたね。
どちらかと言うと『町のイベント会場』的な印象を受けましたが。
って、普通のイベントでここから書き始める事はまずないんですが、さすがはスマギャンスタッフ陣。
開始前から笑わせてくれます。
特記事項を羅列すると……
前説兼ねてるんでしょうかね?掴みはOK。
でもまだまだありますから!
続いては構成作家の今浪さんから……
何?なんなのこのノリは。
ラジオの公開録音ってこんななんですか?!
最高ですこいつら。
前説?!風アナウンスの後、前面のスクリーンに映し出されたのは新曲『WILD EYES』のプロモーション映像。
どうやらアニメイト等で既に流れていたらしいのですが、オレは初見でしたので食い入るように見入ってしまいました。
衣装は濃いグリーンを基調とした袖なしベストと短いスカート。
そうそう、こんな感じの衣装でしたね(これはプロモではありませんが)。
メイクはもっとビシッ!とキメてましたが。ていうか誰か分からなくなるくらいにね!
あとバックに二人ギター?がいました。
それがなんと忍者装束着てるんですよ!しかも覆面(目だけ出てる)で!
びっくりですね。忍者がギター弾いてるんですよ?!
『WILD EYES』が忍者モノのアニメ「バジリスク」とタイアップしてるからかどうか知りませんが、中々に面白い趣向でした。
で、プロモーション映像が終了した後舞台の左手からは奈々ちゃんが、右手からは美里が登場しました。
とりあえず美里に向けて「ドワンゴッ!!」って叫ぶオレはロック。
センターで二人並んで軽くトーク。
美里:「ゴールデンウィークはどうですか?」
奈々:「普通、原宿とか混んでた」
(;´Д`)
掛け声の練習とかやってみました。
タイトルコール
奈々:「水樹奈々---」
一同:「スマイルギャングー!」
一回目でこの統一感、素晴らしい団員達です。
マイクテストもOKが出て、いよいよラジオ放送収録開始です。
ステージ上の2つのテーブルに着席、向かって左テーブルには奈々ちゃんが、右のテーブルには構成の今浪さんと美里がそれぞれ座ってます。
奈々ちゃんの席には500mlのポカリスエット、美里の席には500mlの水が置かれています。
今浪さんも座ってるんですが、収録中は一切二人に絡むことなく台本をチェック。
奈々:「水樹奈々---」
一同:「スマイルギャングー!」
と言う訳でタイトルコールと共にオープニングトークが始まりました。
とりあえず例の一発を。
奈々:「パーシモンホール!」
一同:「大ホール!」
いやほんと声そろっててでかくて大迫力でした。
奈々ちゃんのちょっとしたお遊びが始まります。
奈々:「右半分!パーシモンホール!」
右半分:「大ホール!」
奈々:「左半分!パーシモンホール!」
左半分:「大ホール!」
奈々:「男性諸君!パーシモンホール!」
漢一同:「大ホール!」
奈々:「女性諸君!パーシモンホール!」
女一同:「大ホール!」
奈々:「10代の人!パーシモンホール!」
10代一同:「大ホール!」
奈々:「20代の人!パーシモンホール!」
20代一同:「大ホール!」
奈々:「ベテランの人!パーシモンホール!」
ベテラン一同:「大ホール!」
のっけからノリノリで超楽しいです。
ここでまたみんなに名前叫ばれるシーンがあったので「ドワンゴッ!!」2回目。
電車に乗ったら向かいのセレブなおばさま3人。
その内一人のセレブが持っている某高級ブランドのバッグを自慢していた。
よく見ると、ロゴが「LV」ではなく「XL」になっていた。
これってニセモノだよね?
そこで一句。
「XL ヴィトンじゃなくて 何て読む?」
美里:「先週の武蔵坊弁慶さんからのご紹介で今週のゲストは『宮本武蔵』さん。」
……
武蔵:「ウッス、オラ武蔵ッス!」
最高だ水樹奈々(笑
美里:「今日はどちらから?」
武蔵:「幕張本郷ッス。イベント好きなんすよ。お祭りとか好きで。」
美里:「間取りは?」
武蔵:「2DK。これ(小指を立てる)がね、同棲してるんすよ。内密にね!」
美里:「今年でおいくつになられました?」
武蔵:「540ッス」
美里:「何かの資料によると、今年で420歳だとか……」
武蔵:「精神年齢ッス」
美里:「幼い頃のの名前は?」
武蔵:「『けんぞう』ッス」
美里:「何かの資料によると『しちのすけ』だったとか……」
武蔵:「ちょっと悪さしてた時の名前なんスよ」
美里:「動体視力がよいことで有名で、ハエを箸で捕まえる逸話が有名ですが…再現してもらいましょう!」
(ここで今浪さんがロープで結ばれたでかいハエと、1m近い箸を持って出てくる)。
(ロープを今浪さんが振り回しながら走り回り、それを奈々ちゃんが追っかけまわす小芝居)
美里:「1617年、佐々木小次郎との巌流島の戦いで、遅れてきて油断させたと言われますが、なぜ遅れたのでしょうか?」
武蔵:「前の日に買物しすぎて、借金取りに追われてたんスよ!」
美里:「じゃぁここで佐々木小次郎さんに登場してもらって再現してもらいましょう!」
(今浪さんが長い棒1本と短い棒2本を持って舞台袖から現れる)
武蔵:(小次郎役の今浪さんを見て)「痩せたなぁ」
戦いを再現しようとするも、小次郎が逆に武蔵をやり返してしまい……
美里:「このニセモノめ!帰れ!帰れー!」
「WILD EYES」のCMが流れるが、一般用ではなくスマギャン用だったようで、なんと美里が歌う「WILD EYES」が場内に流れ大爆笑!
奈々:「プロモーションの公害だよね!」
美里:「最高傑作だって構成さんも言ってました!」
ドラマCD「いたずらなKISS」のEDテーマ。
今回作詞を水樹奈々自ら担当。
締め切りギリギリ、レコーディングの前までかかった。
ラブが直球で読んでいると恥ずかしい、ピュアな初々しい気持ちをこめた。
タイトルは「好き」。
ここで曲が流れ、そのままCMに。
なんか聞いていて本当に恥ずかしい歌だなぁ、と感じました。
いつもどおりライブツアーである「NANA MIZUKI LIVE ROCKET 2005 summer」の告知。
毎回ここだけで数分間使ってますよね?
もったいないですがコレもお仕事ですから。
つつがなく公開録音は無事終了。
本当にいつもと同じノリの放送内容がみんなの前で行われている、そんな印象でした。
そして相変わらず「ラジオ向きじゃないな」と思わせる内容。
挑戦的な番組ですね。まぁそこがまた面白いんですが。
ここで重大発表。
今回収録した内容の放送予定日は文化放送で5月12日らしいです。
しかし、ナイター中継が22時過ぎまで終わらなかった場合、
なんと今回収録した内容が流れないで中止になる!
という爆弾発言!
公開録音なのに!公開録音なのにお蔵入りですか!
面白すぎこのラジオ。
まぁ東海と大阪には影響ないので、ネタのため中止になる事を密かに祈ってみたり(不謹慎)
急に美里が「お腹痛い、お腹痛い」と言い出す。
「生で『WILD EYES』聞いたら治る気がする。」
わざとらしいですがそれもまたヨシ!
歌自体はすごく好きなんで満足でした。
しかし、どうにもいまいち乗れませんでした。
なんていうか、会場のノリが今ひとつなんですよね。
この歌、サビとか結構色々遊べそうなのに、みんなやってる事はサイリウムの縦フリオンリーなんですよね~
しかもバラバラでリズムと合ってない!
オレはオレでやりたい事が色々やれずにストレスが溜まりました。
なんか初めてのライブ「LIVE SENSATION 2003~summer~」で感じたあの素晴らしい一体感はもう味わえないのでしょうか?
最近新規のライブ参加者が増えている事もありますが、やはりお決まりの振りやコールが定まっていないという状況ですからねぇ。
昔の歌って、なんであんなにバッチリきまってたんでしょうか?
やっぱりライブ会場でコール表配ってたりしたらしいですしね、そういう先陣切って暴れてくれるイベンターの方々に任せきりだった状況がまずかったんでしょうか。
次のライブまでにはどうにかしたいところです。
なんか最後で妙にモヤモヤした気分になりましたが、概ね楽しむ事ができました。
また次の機会があれば、ぜひとも公開録音に参加したいと思います。
公開録音もライブとはまた違った生のトークの部分の楽しみがありますからね。
それにはまだまだこれから先1年3年、10年と続いていってもらわないと。
奈々ちゃん、美里始めスタッフの方々はこれからも頑張って欲しいです。
ラストにAD関根さんのアナウンス。
予算の関係上あと30分で完全撤収しなければいけません!
30分を過ぎると、関根が自腹で延長料金を払わなければいけません!
完全撤収まで後29分!
最後の最後まで笑わせてくれますね、スマギャンは。
お疲れっしたー!