2005年7月10日、熱い夏の最中、国立代々木競技場第1体育館にて史上最大にアニメソングの祭典「アニメロ サマーライブ 2005 the Bridge」が催されました。
幸いにもこのライブに参加する事ができたので、そのレポートを簡単ながらまとめてみたいと思います。
今回のライブの同行者はサイト「みすてりあすりっと」の管理人である「クインテッサ」を連れて行くことになりました。
テスト期間中&友人の結婚式で忙しい所お付きあいいただきありがとうございました。
■イベント会場
今回のライブ会場となったのは国立代々木競技場第1体育館でした。
アクセスは原宿駅または明治神宮駅から徒歩数分のところでした。
会場では物販ブースにて色々売られていたようですね。
アニメロサマーライブオフィシャルサイトによると……
- パンフレット:\3,500
- マフラータオル:\1,500
- ストラップ(黒/赤):\1,000
- リストバンド:\1,000
- Tシャツ(白/黒 Free):\2,500
- ビニールバック:\500
との事。
本当は色々買っていきたかったのですが、開場15時、開演16時の所、実際に会場に着いたのが16時というのが致命的でした。
買物どころではなかったので非常に残念な思いをしました。
今度からは絶対ライブには開場の1時間前には現地入りする事にしましょう。
会場の見取り図はこちらにあります。
実際には向かって右側にステージがセッティングされており、左半分がアリーナ席として使われていました。
中央部に小さなステージが設けられていて、アーティストが中央の花道を通ってすぐ近くまで歩いてくるので臨場感たっぷり。
ちなみにオレはその中央のステージのすぐそばで見ていました。
■アニメロ サマーライブ 2005 "the Bridge" セットリスト
- 水樹奈々,奥井雅美「TRANSMIGRATION」
- 奥井雅美「輪舞-revolution 」
- 奥井雅美「A confession of TOKIO」
- 奥井雅美「TRUST」
- 石田燿子「OPEN YOUR MIND~小さな羽根ひろげて」
- 石田燿子「情熱の女神」
- 奥井雅美,石田燿子「残酷な天使のテーゼ」
- きただにひろし,遠藤正明,高橋直純「ウィーアー!」
- 栗林みな実,下川みくに「KUJIKENAIKARA!」
- 影山ヒロノブ「CHA-LA HEAD-CHA-LA」
- 影山ヒロノブ「夢光年」
- 鈴木達央「Just a Survivor」
- 下川みくに「tomorrow」
- 下川みくに「南風」
- 高橋直純「遙か、君のもとへ…」
- 高橋直純「glorydays」
- 高橋直純「君に会えてよかった」
- unicorn table「FLY AWAY」
- 米倉千尋「嵐の中で輝いて」
- 米倉千尋「永遠の花」
- 米倉千尋「メドレー~WILL~Little Soldier~僕のスピードで」
- 近江知永「ウタカタ」
- can/goo「まぼろし」
- can/goo「教えてあげる」
- 栗林みな実「Precious Memories」
- 栗林みな実「Blue Treasure」
- 栗林みな実「マブラヴ」
- JAM Project「SKILL」
- JAM Project「限界バトル」
- JAM Project「迷宮のプリズナー」
- JAM Project,石田燿子,米倉千尋「VICTORY」
- 愛内里菜「I can’t stop my love for you」
- 愛内里菜「恋はスリル、ショック、サスペンス」
- 水樹奈々「still in the groove」
- 水樹奈々「Take a shot」
- 水樹奈々「WILD EYES」
- 女性全員「POWER GATE」
- 全員「ONENESS」
アンコール
- 石田耀子,遠藤正明,奥井雅美,栗林みな実,下川みくに,鈴木達央,高橋直純,水樹奈々,米倉千尋「ACCESS!」
- 全員「ONENESS」
■各曲の雑感
- 水樹奈々,奥井雅美「TRANSMIGRATION」
キタキター!やっぱり一発目は「TRANSMIGRATION」かよっ!
奈々ちゃんとまっくんの夢の競演による「TRANSMIGRATION」でライブが幕開けとなりました。
もう開始早々からオレも隣にいたテッサもヒートアップですよ!
この歌で始まるライブはオレの一生の思い出になっているので、その瞬間がフラッシュバックしてちょっと感動的でした。
あれ?奈々ちゃん引っ込んじゃうの~?とちょっとしょんぼりなオレ。
- 奥井雅美「輪舞-revolution 」
この歌は少女革命ウテナのOPですね。
懐かしい歌でした。
別にず~っと聞き続けてきたわけではないので、この歌をちゃんと聴くのは8年ぶりかもしれません。
やっぱり知ってる歌だと盛り上がりますね。
隣にいたテッサは奥井雅美ファンなんでテンション上がりっぱなし。
オレは彼についていく形で乗っていけたのでまだ楽でした。
- 奥井雅美「A confession of TOKIO」
アニメロミックスのCMソングにもなっているこの歌は、まさにこのライブに持ってこいの選曲ですね。
って、オレこの歌全然聞いてませんでした。
しまった、乗り切れない!と焦りましたがそこはなんとか頑張りました。
- 奥井雅美「TRUST」
「これが私の御主人様」のOPである「TRUST」。
この歌は散々聴いていたのでばっちり。
英語で合いの手を入れる所なんかもなんとかなっちゃいました。
これはまだ最近の歌なんでみんな知ってる人も多かったでしょうね。
- 石田燿子「OPEN YOUR MIND~小さな羽根ひろげて」
この歌はアニメ「あぁ女神さま」のOPですね。
事前に予習していたので知らないって事はなかったんですが……
このゆったりまったりした曲調はなんかライブとあんまり合ってなかった気がします。
会場もいまいちどう乗ったらいいのか分からず戸惑っていた感がありました。
- 石田燿子「情熱の女神」
「Anime TV」という番組のEDだったらしいですが、すいません知りませんでした。
ただ歌自体は非常にノリのいい歌だったので聞いていて楽しかったです。
こういう歌も歌えたんだな、この方は、とちょっとした驚き。
- 奥井雅美,石田燿子「残酷な天使のテーゼ」
一瞬「サプライズゲストで高橋洋子が来たのか?!」とか思ったんですが、奥井&石田デュオによるものでした。
あまりにも有名なアニメソング、新世紀エヴァンゲリオンのOP「残酷な天使のテーゼ」でした。
どこをどうやってこの二人がこの歌を歌うことになったのか、謎です。
まぁ懐かしい歌でしたね。もう10年前の歌ですから。
- きただにひろし,遠藤正明,高橋直純「ウィーアー!」
やばい!イントロ聞いた瞬間になんかこうぞわぞわっとした感覚を覚えました。
ココ最近アニメのONE PIECEからすっかり離れてしまっていたんですが、一気に初めてアニメのONE PIECEを見た頃のわくわく感を思い出しました。
ご存知アニメ「ONE PIECE」のOPで、きただにひろしの「ウィーアー!」でした。
歌の力って偉大ですね。
しかも一人じゃなく遠藤正明、高橋直純も一緒に3人で歌っていました。
ここにこのライブならではの夢の限定トリオが実現しました。
ていうかきただにひろしって顔知らないんですよね。
初めて近くで顔見たんですが、かっこよかったです。
- 栗林みな実,下川みくに「KUJIKENAIKARA!」
なぜ?!で一杯でした。
まず選曲が謎。
10年前のアニメ「スレイヤーズ」のED、林原めぐみと奥井雅美のデュエットで歌われていた歌です。
なぜ本人がいるのに歌わないのか、そしてなぜこの二人がこの歌を歌っているのか?
- 影山ヒロノブ「CHA-LA HEAD-CHA-LA」
影山ヒロノブと言えばこの歌、と言っても過言ではないくらい有名すぎる歌、「ドラゴンボールZ」のOP「CHA-LA HEAD-CHA-LA」と共に入場してきました。
会場が一気に盛り上がります。
やはりアニキは偉大です。
- 影山ヒロノブ「夢光年」
センターのステージで、アコースティックギターで弾き語りをしていました。
アニメソングとしては初だったそうです。
宇宙船サジタリウスのED「夢光年」。
渋い。ここでこの歌を歌うとは。
でも、この会場にいる人たちのどれくらいの人がこの歌を、このアニメを知っていたのでしょう?
調べたら昭和61年1月から62年の10月まで放送されていたそうです、このアニメ。
なんと!約20年前ですよこれ。
サビをみんなで合唱していたんですが、歌っている人は周りにはほとんどいませんでした。
いい歌だけに、ちょっと残念でした。
- 鈴木達央「Just a Survivor」
期待の新人鈴木達央が歌うのはデビュー曲である「好きなものは好きだからしょうがない」のOP「Just a Survivor」でした。
やはり女性ファンからの黄色い声援が多かったです。
オレも負けじと「タツー!」って叫んでやりました。
- 下川みくに「tomorrow」
- 下川みくに「南風」
すみません、下川みくにってよく知りません。
「tommorrow」はフルメタル・パニックのOPだったみたいですね。
放送を見られる環境ではなかったので全く知りませんでしたが。
南風は今度出る新曲だそうです。
- 高橋直純「遙か、君のもとへ…」
- 高橋直純「glorydays」
- 高橋直純「君に会えてよかった」
高橋直純も最初から諦めていた感があったので、さっぱり分かりませんでした。
もう会場からの女性ファンの声援がすごかったです。
やっぱ言われるだけあって生で見るとかなり可愛い系の甘いマスクで可愛い系の声、こりゃ女なら転んでも仕方ないですね。
歌自体は結構上手いと思いました。
ノリもよかったので女性に負けずに声張り上げてましたよ、オレは。
- unicorn table「FLY AWAY」
去年デビューしたばかりのユニット、unicorn tableのデビュー曲「FLY AWAY」。
アニメ「JINKI:EXTEND」のOPでした。
アニメも見ていたし、歌もかなり聞き込んでいたのでかなり楽しめました。
ボーカルのSaliaがかなり可愛い方で、衣装も相まってちょっと惚れそうでした。
彼女、実は百獣戦隊ガオレンジャーのED「ヒーリン'ユー」や、キューティーハニーFLASHのOP「キューティーハニー」を歌っている方でして。
知ったの昨日なんですけどね。
- 米倉千尋「嵐の中で輝いて」
- 米倉千尋「永遠の花」
- 米倉千尋「メドレー~WILL~Little Soldier~僕のスピードで」
ちっひーですよちっひー。
米倉千尋のSmileGoHappyというラジオを一時期ずっと聞いてはいましたが、生で見て歌を聴くのは初めてでした。
今年で10周年を迎える彼女。
その10年前にデビューしたのがOVA「機動戦士ガンダム第08MS小隊」のOP「嵐の中で輝いて」でした。
まさかこんなベタな歌をここで歌うのか!と大変嬉しくありました。
永遠の花、という歌はすいません分かりませんでした。
そしてこのライブならではのメドレーに突入です。
「WILL」は「仙界伝 封神演義」のOPでしたね。
懐かしいなぁ。CD今でも持ってます。
2曲目の「Little Soldier」は知らない歌でした。どうやら実況パワフルプロ野球の歌だったみたいです。
3曲目はつい先日大好評のうちに終了したアニメ「まほらば」のEDテーマでしたね。
- 近江知永「ウタカタ」
奥井雅美プロデュースの新人、近江知永が来月発売するデビュー曲「ウタカタ」を、キーボードの弾き語りで歌い上げました。
すごいです、彼女。
その歌唱力に、全く知らない人なのにものすごく引き込まれました。
こりゃすごい新人を発掘してきたもんだなぁ、と感心しました。
- can/goo「まぼろし」
- can/goo「教えてあげる」
シスプリ者には二度と忘れられない伝説の歌、アニメ「Sister Princess リピュア」のOP「まぼろし」ですよ!
生で聞いてしまった。感動でした。
テッサと二人で「誰より~」のコールも入れられました。
周りからは聞こえてきませんでしたが。
2曲目はせんせいのお時間のOPで使われていたのがこの「教えてあげる」ですね。
すいません、ウチじゃ見れなかったものでさっぱり知らないんですよ。
予習はずっと「刻印」を聞き込んでいたので完全にアテが外れました。
しかも何?この歌。ノリノリじゃないですか!失敗しました。
知ってればもっと盛り上がれたのに残念です。
- 栗林みな実「Precious Memories」
- 栗林みな実「Blue Treasure」
- 栗林みな実「マブラヴ」
栗林みな実、意外と会場内のファンが多そうでした。
1曲目「Precious Memories」はアニメ「君が望む永遠」のOPでしたっけ?
すみません、三重放送だったので未見です。
2曲目の「Blue Treasure」はこの夏スタートしたアニメ「タイドライン・ブルー」のOPだそうですね。
地方者には見れないようですけどね。残念。
このアニメのEDを前述の「鈴木達央」が歌っているはずなんですが、全く触れる事もなし。
ていうか、タイアップについて触れるMCというのは全体的に少なめでした。
3曲目は名前のとおり、ゲーム「マブラヴ」の主題歌ですよね?
実はオレは栗林みな実を全然知りません。
生でその姿を見て、生で歌声を聞いて、なんだかものすごく興味が湧きました。
彼女可愛いのね。歌上手かったし。あと衣装の露出度がすごく高かった<ここポインツッ!
彼女の歌ってこのPrecious Memoriesと舞-HiMEのOP「Shining Days」位しか知らなかったので、ちょっと本腰入れて聞き込んでみます。
- JAM Project「SKILL」
- JAM Project「限界バトル」
- JAM Project「迷宮のプリズナー」
- JAM Project,石田燿子,米倉千尋「VICTORY」
JAMだ!JAM Projectが来た!
今回のライブの目的の1/3は締めていたJAM Projectの生歌を大迫力のサウンドで聴きました。
やばい、こいつらはやばい。
選曲がもう熱すぎるんですよ!コールも入れて叫びまくり。
本気で今後のJAMのライブ行きを検討しようかと思います。
「SKILL」はゲーム「第2次スーパーロボット大戦α」のOP。
「限界バトル」はアニメ「遊戯王デュエルモンスターズGX」のED。
「迷宮のプリズナー」はOVA「スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION」のOP
「VICTORY」はゲーム「スーパーロボット大戦MX」のOP。
どれも熱い選曲に体はフラフラ心はイケイケ状態でした。
- 愛内里菜「I can’t stop my love for you」
- 愛内里菜「恋はスリル、ショック、サスペンス」
ここで愛内投入ですよ。
なぜこのタイミング?
一番の持ち歌でメジャーソング「I can’t stop my love for you」での入場。
MCを挟んで名探偵コナンのOP「恋はスリル、ショック、サスペンス」を歌い上げました。
場内意外なほど盛り上がりました。
やっぱりこう言う場に慣れてるんでしょうかねぇ。
アウェイの環境をひっくり返していきました。
オレはある意味この瞬間のためにここへやってきた!
- 水樹奈々「still in the groove」
- 水樹奈々「Take a shot」
- 水樹奈々「WILD EYES」
- 女性全員「POWER GATE」
奈々ちゃーん!
奈々ちゃーん!
奈々ちゃーん!
恐らくオレが一番壊れていた瞬間だと思います。
「still in the groove」はアニメロミックスのCMソングと言う事でいろんな意味で選曲バッチリ。
オレのテンションも一気にレッドゾーン突入ですよ!
still in the grooveはここ数年ライブでは定番の歌で、コールや振りが決まっているのでライブにもってこいなんですよ。
1曲目からオレは壊れちゃいました。
救いだったのは2曲目が「Take a shot」だった事。
一応タイアップとしては「魔法少女リリカルなのは」の挿入歌。
ライブで一回歌われましたが、いまいちノリが分からないんですよ。
会場でもどうしたら言いか分からず、定番のBメロで「PPPH」、サビでサイリウム縦振りで通してました。
そして「バジリスク~甲賀忍法帖~」のEDの「WILD EYES」。
先日のラジオスマイルギャングの公開録音の時のうっぷんを晴らすかのように壊れるほどはしゃぎました。
もうライブ最高!楽しいよ~。
4曲目は出演者の女性陣一同によるパワゲ!
もうだめ、壊れる、壊れちゃうよ!
ライブでパワゲなんて一番体力持っていかれるんだから!
でも楽しかったですよ。
恐らくライブ通して一番盛り上がっているのは奈々ちゃんが歌ってる時でしょうね。
会場内のファン率は一番だったと思います。
- 全員「ONENESS」
感動のフィナーレ。
アニサマフレンズによる大合唱の「ONENESS」。
やっぱりちょっとジーンときちゃいますね。
アンコール
- 石田耀子,遠藤正明,奥井雅美,栗林みな実,下川みくに,鈴木達央,高橋直純,水樹奈々,米倉千尋「ACCESS!」
ラジオアニメロミックス内の企画で生まれた歌だったそうですが、知りませんでした。
- 全員「ONENESS」
アンコールでは、もう一回ONENESSを歌いました。
まっくんはMCで泣いちゃうし、みんな感極まって大変な事になってましたが、大盛況の内にライブは幕を閉じました。
■総評
アニメロサマーライブ最高!
文句なし、ほんと行ってよかったです。
やはりオレは奈々ちゃんが大好きだった、と言う事を再確認したライブでした。
ラストに出演者が会場中走り回って観客にアピールしてたんですよ。
奈々ちゃんがオレの目の前数メートルの所まで来た時に、一人だけ「奈々ちゃーん!」って叫びながらジャンプしてたら目が合いました。
それだけでオレはご飯3倍は行ける男でしたね。
まぁそういうバカ話を抜きにしても。
やはりこのライブの価値はとても高いものでした。
出演者も豪華、歌う内容も豪華、ただただそのすごさに圧倒されました。
4時間で40曲、こんなライブ生まれて初めてでした。
行けた人は一生の宝、いけなかった人は人生勿体無かったね、それくらいの差があります。
こんなスペシャルライブは流石に毎年やる、と言う訳にも行かないでしょうが、5年、10年に一回くらいのペースでやって欲しいですね。
夢光年は20年前、残酷な天使のテーゼとKUJIKENAIKARAと嵐の中で輝いてなんかは10年前の歌でしたからね。
ぜひ一度きりにしないで今後もやってもらいたいと思います。
ライブ出演者の皆さん、参加された観客の皆さん、本当にお疲れ様でした!