去る4月6日、NHKの総合音楽番組「MUSIC JAPAN」の収録が行われました。
我等が水樹奈々さんも2度目の出演が決まったようなので、前回に引き続き収録の観覧に行ってきました。
その模様をここに記しておこうと思います。
●会場
MUSIC JAPANの収録ではお馴染みとなった会場、天下のNHKのお膝元『NHKホール』でした。
渋谷駅または原宿駅から徒歩で行ける場所ですね。
今回もいつも通り原宿駅で降り、徒歩で代々木体育館を眺めつつ向かいました。
今回雪菜さんにご同行させてもらったのですが、二人で一緒にあてがわれた座席は……
「3階-C2-30」
でした。また3階……orz
それでも一応前から2列目でしたし、ほぼセンターだったのでまだ見やすい方でしたね。
自分の位置から確認できた範囲ですが、気になったのは3階の右サイドの前の方と、中央やや左よりの中段~上段辺りに、性質の悪そうな奈々ファン集団がごっそり集まっていた事ですね。
何をやらかすか分からなかったので怖かったです。
●参加方法
NHKのホームページ内に、NHKの番組の観覧希望を募るページがありまして。
その中の「MUSIC JAPAN」の4月分収録の所からWEBのフォームで申込みが可能でした。
また、携帯サイトの方からも同様の申込みが可能になっております。
その際にNHKのIDを入力できる所があるので、きちんと受信料を払っている人はその紐付けを行っておいたほうがよいかもしれませんね。
ちなみに今回ちゃんと受信料を払っている自身のIDで申し込んだのですが外れました。
最近チケ運急降下中でほとんど当たらないんですよね、こう言う抽選モノって。
参加が困難になるので辞めてもらいたいのが本音なんですけどね。
●出演者
今回の出演者リストはこちら。
- コブクロ
- 中川翔子
- ℃-ute
- BENI
- Dew
- GIRL NEXT DOOR
- 渡り廊下走り隊
- LINDBERG
- ステレオポニー
- DOES
- alan
- nobodyknows+
- 玉木宏
- つるの剛士
- 水樹奈々
- 関根麻里
- Perfume
- abington boys school(※出演順、敬称略)
アーティストとしては17組が登場しました。
関根麻里さんだけは水樹奈々さん、Perfumeの3人と一緒に、4月の改編からの新体制お披露目的なステージで揃って登場していました。
歌ナシのトークのみでの出演でしたね。
今回も事前告知されていたアーティスト以外にも何組かが追加で参加していましたね。
収録開始時にざっと読み上げられるのですが、今回は中川翔子、つるの剛士さん辺りがシークレットだったようです。
ファンの方にとってはこう言う出演のされ方をされると読めなくて困りますよね。
明日はわが身ぞ。
●セットリスト
今回の収録で各アーティストの方々が歌った歌のリストを挙げておきますね。
01 コブクロ 『虹』
02 中川翔子 『涙の種、笑顔の花』
03 ℃-ute 『Bye Bye Bye!』
04 BENI 『Kiss Kiss Kiss』
05 Dew 『Thank you』
06 GIRL NEXT DOOR 『Seeds of dream』
07 渡り廊下走り隊 『やる気花火』
08 LINDBERG 『今すぐKiss Me』
09 ステレオポニー 『I do it』
10 DOES 『世界の果て』
11 alan 『久遠の河』
12 nobodyknows+ 『ココロオドル』
13 玉木宏 『SLOW TIME』
14 つるの剛士 『M』
15 水樹奈々 『ETERNAL BLAZE』
16 Perfume 『ワンルーム・ディスコ』
17 abington boys school 『Jap』
尚、大半のアーティストが1コーラスのみの収録でした。
(Perfumeとabington boys schoolはかなり長めの尺でしたけどね)
また、6組目の「GIRL NEXT DOOR」のみ、撮りなおしをしていましたが、それ以外のアーティストは全て一発OK。
全体通してそれ程押していたような事は無かったような気がします。
●内容
01 コブクロ 『虹』
2009年04月15日発売のニューシングル『虹』に収録
JALCMソング / 全国民放FM53局『MEET THE MUSIC』フューチャリングソング
歌のみでした。
観客の歓声がすごいすごい。
コブクロってやっぱり大人気なんですねぇ。
02 中川翔子 『涙の種、笑顔の花』
2009年04月29日発売のニューシングル『涙の種、笑顔の花』に収録
映画『劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇』主題歌
"しょこたん"こと中川翔子さんの登場に会場からまたどえらい声援が飛んでました。
かわいいですしね。最近売れまくってます。
曲自体はよくグレンラガンの映画のCMが放送される度にバックで流れていたのでサビの部分だけなんとなく記憶に残ってました。
03 ℃-ute 『Bye Bye Bye!』
2009年04月15日発売のニューシングル『Bye Bye Bye!』に収録
今日のハロプロ系ユニットはこちら。
相変わらず野太い声援と派手な光物と振り、コールで場内が沸いておりました。
04 BENI 『Kiss Kiss Kiss』
2009年04月08日発売のニューシングル『Kiss Kiss Kiss』に収録
「花王ビオレ BODY DELI」CMソング
全く存じませんでした1
05 Dew 『Thank you』
2009年04月08日発売のニューシングル『Thank you』に収録
NTT『DENPO115』NTT東日本エリアCMソング
全く存じませんでした2
06 GIRL NEXT DOOR 『Seeds of dream』
2009年04月15日発売のニューシングル『Seeds of dream』に収録
グリコ『アイスの実』のTV-CMソング
※今回唯一再度録り直しが行われた
全く存じませんでした3
2階と3階の中間地点みたい場所があるんですが、その右サイドの最前列の2人組(女性でしたが)がいたんですよ。
異常なまでに(少々被せ気味で)強烈な声援を送っていたのに少々引きました。
怖ぇ!
07 渡り廊下走り隊 『やる気花火』
2009年04月22日発売のニューシングル『やる気花火』に収録
テレビ東京系『スキバラ』ED / テレビ東京系『ピラメキーノ』4月度ED
雪菜さん推しは"まゆゆ"だそうですが、予備知識なしでメンバーの4人を見ていて個人的にも"まゆゆ"こと渡辺麻友さんがが4人の中で一番可愛かったと思います!
それはもう完全に好みの問題でしょうが。
08 LINDBERG 『今すぐKiss Me』
1990年02月07日発売のシングル『今すぐKiss Me』
2009年04月22日発売のニューアルバム『LINDBERG XX -NEW&RERECORDING BEST ALBUM-』に収録
ドラマ『世界で一番君が好き!』主題歌
ここで今回初めてのトークパートがありました。
懐かしいですね。
ボーカルの方がもう40歳になるそうで、さらに今年結成20年周年になるんだそうで。
やるなら今しかない!と言う事で久しぶりに再結成されたとか。
録音の際には久しぶりにメンバーが集まったようですが、すぐに当時の雰囲気に戻ったそうです。
余談ですが、Wikipediaで情報を調べていて初めて分かった事がありました。
機動戦士VガンダムのOP「Stand up to the Victory」を歌っていた川添さんがLINDBERGのメンバーだったと言う事をついさっき始めて知りました。
デビューが90年で、Vガンダムの放映が93年だったので、普通にメンバーとしてのソロ活動の一環だったんですね。
当時中2でしたが、全く知りませんでした。
09 ステレオポニー 『I do it』
2009年04月22日発売のニューシングル『I do it』に収録
10 DOES 『世界の果て』
2009年04月08日発売のニューシングル『世界の果て』に収録
映画『クローズZEROII』挿入歌
全く存じませんでした4
11 alan 『久遠の河』
2009年04月08日発売のニューシングル『久遠の河』に収録
映画『レッドクリフPart.2』主題歌
全く存じませんでした5
12 nobodyknows+ 『ココロオドル』
2004年05月26日発売のシングル『ココロオドル』に収録 /
2009年03月11日発売のベストアルバム『best of nobodyknows+』にも収録
TVアニメ『SDガンダムフォース』ED2
SDガンダムフォース見てましたよ!
このエンディングも大好きでした。
画面いっぱいのザコソルジャーがダンスしてるんですよね。
普段ラップとか歌わない人なんですが、この歌は頑張って練習していた覚えがあります。
全く予想だにしていなかっただけに、テンション上がりました。
13 玉木宏 『SLOW TIME』
2009年04月22日発売のシングル『SLOW TIME』に収録
会場内の黄色い声援たるや、この日一番だったかもしれません。
場内からあらんばかりの「ひろし」コールが。
「ひろし」と言ったら「野原ひろし」もしくは「アリー・アル・サーシェス」位しか知らないMasaとしてはなんだか妙な感じでした。
「かっこい!」と言う声援もかなり上がってましたね。
アレで29歳だと言うのだから反則です。
カッコよくて演技できて歌まで歌って曲も作ってるんですからね。
ここでもトークパートがありました。
普段俳優業でお忙しいのに、一体いつ曲作りをされているんですか?と言う質問をされていました。
空いた時間を使ってるそうです。そのまんまな答えでしたね。
14 つるの剛士 『M』
2009年04月22日発売のカバーアルバム『つるのうた』に収録
プリンセスプリンセスの『M』のカバー
つるの剛士=ウルトラマンダイナと言う認識はもはや過去のものなんでしょうかね?
ヘキサゴンで大ブレイクし、羞恥心として音楽活動をされていたのは知っていましたが、その後ソロで音楽活動をしていたとは知りませんでした。
この度カバーアルバムを出されるようで、今回歌ったのはプリンセスプリンセスの『M』でした。
普通に聞いた事ある歌だったのでわかりました。
単体で歌っているのを初めて聞きましたが、めちゃめちゃうまいんですよ。
別に下手だと思っていたわけではないのですが、グループとしてしか聞いた事なかったので、これは意外でした。
さて、この時点で残り3組、まだ「奈々さんが登場していない」と言う状況でした。
これはひょっとしたら「Perfumeとセットでくくられて登場するのかも?」と言う予感がしたのですが、どうやら本当にその通りになったようです。
15 水樹奈々 『ETERNAL BLAZE』
2005年10月19日発売のシングル『ETERNAL BLAZE』に収録
TVアニメ『魔法少女リリカルなのはA's』OP
ここまできてようやくの登場となりました、奈々さんです。
このためにわざわざ来たと言っても過言ではないですね。
NANA MIZUKI LIVE FIGHTER RED SIDEの時に着ていたような真っ赤なドレスを纏っての登場となりました。
登場時の声援たるや、他のアーティストのファンに引けを取らない位のボリュームで、中々のもんでした。
しかもまだ歌う前だと言うのに、登場してきただけでウルトラオレンジ(以下UO)を焚いている方も非常に大勢いたのが印象的でした。
タオルを広げてアピールする人や、ライブのTシャツを着ている人、法被を着ている人もいました。
青いサイリウムの使用率は会場全体で見たらそれ程多くはないのですが、やはりUOはかなり目立ちますからね。
奈々ファンでない他の観客から、その驚きの明るさの余りどよめきが上がっていました。
今回歌われた歌は、事前に告知のあった通り『ETERNAL BLAZE』。
ご存知「魔法少女リリカルなのはA's」のオープニング主題歌ですね。
「なぜ今更『ETERNAL BLAZE』?」
と思ったのですが、ここはやはり水樹奈々の"代表曲"と言うニュアンスでの選曲なのでしょう。
『深愛』は前回の収録の時に歌いましたしね。
歌ったのは1コーラスのみ、所謂「TVサイズ」となりました。
それでも会場の盛り上がりも異常なくらい高まっていました。
コールもばっちり入っていましたしね。
サビでロマンス打ってる人は見える範囲ではいませんでしたが(すみません、歌ってる最中周り見てませんでした)
奈々さんが舞台袖に掃けた後、場内に奈々さんの声によるナレーションが流れ、また会場の奈々ファンがヒートアップしてました。
> MUSIC JAPAN からのお知らせ
> 重大発表
> 新レギュラー決定
> 関根麻里
> Perfume
> ナレーション:水樹奈々
と言う映像が流れ、その後これら3組5人の方がステージに登場してきました。
そこでまた奈々コール。
Perfumeもいるので、場内がうるさい事うるさい事。
司会の方交えてのトークがあったんですが、あまりにも歓声がうるさくて全然聞き取る事ができませんでした。
それでも奈々さんのコメント部分だけ抜粋してみると、
司会:新しいメンバーとして、いかがでしょうか?
奈々:ちょっと大人な水樹奈々で行きたい
ステキな楽曲を盛り上げていな、と思います
と言ったような内容の事をしゃべっていたと推測されます。
微妙な言葉じりは違うかもしれませんが。
「って言うかお前らトークの時は黙れ!
何しゃべってるのか聞きたくないのか?!
叫びたいだけなんじゃないのか?」
と個人的にちょっとイラッときました。
16 Perfume 『マカロニ』
2008年01月16日発売のシングル『Baby cruising Love/マカロニ』に収録
日本テレビ系「歌スタ!!」1月度お題曲
意外にも3月末に発売した新曲ではありませんでした。
そう言えばPerfumeの歌声を生で聴く機会は初めてでした。
生歌なのにエフェクトがかかって聞こえる、と言うのはなんだか新鮮な印象を受けました。
17 abington boys school 『Jap』
2009年5月20日発売のニューシングル『Jap』に収録
TVアニメ『戦国BASARA』 OP / PSP『戦国BASARA BATTLE HEROES』主題歌
つい先週末にアニメがスタートした『戦国BASARA』、そのOP主題歌として初めて聞いたのですが、画面いっぱいの数十人もの足軽がバックで踊って声を張り上げている姿に思わず吹きました。
歌声も音楽も、そして映像も全てがカッコよかったので、何度かOPだけ見直していた所です。
今回誰が出るのか全く調べてなかったので、この歌が生で聴けたのは嬉しい誤算でした。
しかし、かっこいいんですがリズム取りにくい難しい歌ですよねコレ。
ほぼフルコーラスか、それに近い尺で歌っていました。
他のアーティストが大体1コーラスのみで終わっている事を考えると、順番的にも考えて随分優遇されているんですね。
会場内の声援の量もこの日の収録の中で最大だったような気がします。
ビジュアルはかっこいいですしね。男性ファンを大事にしてる節もありますし、男女問わず幅広いファン層なんでしょう。
●全体を通しての感想
今回のポイントはETERNAL BLAZEを歌う事でファン層のアレっぷりがアピールされた事と、純粋にアーティストだけでなくナレーターとしてのポジションでのお披露目の2つでしょうね。
選曲がETERNAL BLAZEって時点で「お前ら絶対暴れんなよ!絶対だぞ!」と言うお笑い芸人の振りのように感じられました。
まぁ実際青いサイリウムもUOもガンガン使われるし、コールも飛び交うし、ある意味アウェイな会場をファンの力でアウェイでなくしてしまった、と言うちょっと大変な事になってしまっているのですが。
主催側もそれを見越しての起用、選曲だと思うので、今回に関しては素直に乗っかっても悪くは無かったと思います。
Masa自身、サイリウム等を一切持たずに参加したのですが、結局立ち上がって拳を振るってましたしね。
ハガキさえ出して当選すれば、無料でこれだけのモノが見られると言うのは非常に素晴らしいと思うのです。
思うのですが、当選するのが大変なので、こう言った抽選モノのイベントへの出演は追っかける側としては参加する事自体が難しいので痛し痒しですねぇ。
まぁ普段あまり触れる事ができない一般的なJ-POPアーティストの生歌が聞けると言う事で異文化交流にもなりますし。
なんだか今後新しいCDを出す度にMUSIC JAPANに出演しそうな勢いで、嬉しくもあり、残念でもあり。
まぁ、本人のお仕事的には着実にステップアップにつながっていると思うので、そう言う点では素直に応援していきたいと思います。
あと気になった残念な点として、奈々さんの出演の後に「お疲れ様でしたー」と大声で叫んでみたり、最後に三本締めは流石にないと思います。
前者は残りのアーティストに対して失礼ですし、後者に関しては、あそこは声優イベントの現場ではありませんので。
皆さんも薄々感づいていると思いますが、どう考えても紅白歌合戦に出場するためのNHKへのプロモーション活動だとしか思えない、昨今のNHKびいきなお仕事っぷり。
- NHK-BSの「アリソンとリリア」の声優としての出演
- ケータイ大喜利へのゲスト出演
- MUSIC JAPANへのアーティストしての出演
- MUSIC JAPANへのナレーターとしての出演
他にもあったかもしれません。
早ければ今年の、そうでなくともここ2~3年中には「紅白歌合戦に水樹奈々参戦!」が実現しそうな勢いですよ?
心のそこから紅白に出て欲しいかと言うと、色々と微妙な気持ちではあるのですが。
それでも出演できる事が決まったら全力で応援に行きたいと思います。
参加された奈々ファンの皆様、お疲れ様でした。