毎月恒例の集会、今回は完全に「レンジャーズストライク合宿」してました。
いつもはオレを含め3人なんですが、今回は新たに別の人材を確保したようで、4人で楽しくレンジャーズストライク三昧でしたよ。
4人で思い思いのデッキを作ってひたすらデュエル！
想像していた以上に楽しめました。
「カードが足りない！」と思わせるだけまだマシと言う事ですね。
本当にダメなゲームは「もういいや」とそこで終わってしまいますから。
今日使われたデッキについて触れてみましょうか。

●ワイルドビーストデッキ

　主な流れは序盤からアバレッド、アバレブルータイガーレンジャーの3体でガンガンストライクしまくります。
ナンバーコンビネーションの基点はマンモスレンジャーから。
前述の3体はラッシュすると毎ターン強制的にバトルエリアに出てしまいますから、全部一気に出すのではなく、やられたら補充する、と言った具合にラッシュします。
有効なのが守護獣プテラノドンの特殊能力「プテラビーム」。
ラッシュ時に相手の使用済みコマンドを1枚棄て札すると言うのが地味に強力です。
後は爆竜トリケラトプス。
ワイルドビーストのユニットがバトルで撃破された際に身代わりになって棄て札される「超シールド進化」が、ストライク要員を守り抜きます。 はっきり言ってアバレンオー、大獣神になる事は考えない方が強いです。
夢もロマンもありませんが、それが現実。

●マジレンジャーデッキ

　マジレンジャー5人で戦い抜くデッキ。
マジレンジャー、と言うかミスティックアームズは全体的に突出した性能、バランスの良さを持っていて、恐らく第1弾環境では最強だと思われます。
このデッキもマジキング、マジドラゴンになる事を棄てた方が勝率が高いですね。
主力はマジレッドです。
マジレッドの「レッドファイヤー」は、アタック時に未使用コマンドの枚数×1000がBPに加算されます。
終盤はコマンドは常に5枚起きた状態なので、マジレッドも常時2000＋7000。
通常のユニットはまず勝てません。
また地味に強いカードとしてマジグリーンですね。 「グリーングラウンド」は相手のコマンドを1枚強制的に手札に戻してしまうため、相手のテンポが1ターン遅れます。
他にもマジブルーによる「未来予知」。1ドローできる、と言うのはそれだけでアドバンテージになります。
そして、このデッキの強さを支える超強力オペレーションカード「気力」、こいつはかなりやばいです。
まさにエラッタものです。
常駐オペレーションで、その効果はマジレッドに似ていて、未使用コマンド枚数×1000のＢＰが、自軍ユニット全員に加算されます。
ただ、効果を発揮するタイミングが違い、マジレッドがアタック時なのに対しこれは相手ターン中。
バトルエリアにSユニットが5人並び、気力発動時にコマンドが5枚リリースされているともう何もできなくなります(オレは被害者です)。
本当にマジレンジャー5人＋気力による布陣は最強だと感じました。

●デカレンジャーロボデッキ

　まさしくデカレンジャーロボで戦う事のみを追求したデッキです。
その構成は、デッキの5割はSユニット。
残り4割はデカレンジャーロボ構成用カード。
残り1割は展開を早めるためのエンジン用オペレーションです。
色々試してみた結果、何が問題化と言うと慢性的なSユニット不足。
デカマシンはラッシュする際に乗り手となるSユニットを1枚パワーに送らないといけません。
その点がネックになり、かなり展開に時間がかかります。
当初パワー不足が懸念されましたが、デカマシンは1体出るごとにパワーが増えるので意外と大丈夫でした。
その為、エンジン用オペレーションとしては当初クルマジックパワーを3枚入れていたのを外して、スーパーレスキューとデンジマシーン。
どちらもSユニットを手札に呼ぶためのカードとなっています。
まぁ、ご多分に漏れず、このデッキも実はデカレンジャーロボを諦めてデカマシンのみで戦った方がハルかにやりやすいです。
今日もこのデッキでかなり回しましたが、デカレンジャーロボになれたのはたったい1度です。
合掌。

●3色ストライカーデッキ

　ナンバー2でSP1を得られるワイルドビーストのアバレッド、アバレブルー、タイガーレンジャー。
ナンバー3でSP1を得られるミスティックアームズのマジレッド、マジイエロー、マジグリーン。
ナンバー4でSP1を得られるオーバーテクノロジーのブルーレーサー、グリーンレーサー。
これらのナンバーコンビネーションでSP1を得られるユニットばかりで構成されているデッキです。
そしてこれらのユニットをうまく4枚ならべて、ナンバーコンビネーションストライク3点を一気に与えます。 これをを2回繰り返し、後は何とかストライク1点を通して勝利する、と言うのがこのデッキのコンセプト。
1撃の破壊力たるや恐ろしいです。
ストライカーユニット3体が揃うまでじっと耐えられるかがポイントですね。
このデッキもユニットの生存率を上げるために気力を入れるのが吉。

　と言うわけで、4種類のデッキを紹介してみました。
総じて言えるのは、Lユニットへのゾードアップを棄てた方が強い、と言う事。
まぁちょっと考えれば当然なんですが、必要なキーカードが多すぎてデッキを回しにくいのと、それらを場に展開するための手間がかかりすぎると言うのが問題です。
強めのSユニットで序盤から展開するか、軽めのMユニットで序盤から展開した方が強いですね。
気になったのは

• 爆竜ティラノサウルスの「超ドリル進化」は頭悪すぎ
• 守護獣サーベルタイガーのパワー8は重すぎる
• 隠流忍術がえげつない
• 気力は強すぎる
• ミスティックアームズが最強
• オーバーテクノロジーはSユニットが酷すぎ、早くデカレンジャー5人入れやがれ
• 相手のコマンドを除去するのが地味に効果的
• カウンターによる熱い攻防が期待できない

　話題に上ったのはこんな所ですかね。
今はカードが少ないため、希望する色のカード枚数を確保するために大して強くないカードも仕方なく入れなければいけない、と言う状況です。
もう1～3段くらい出てくれればかなりやりやすくなるのではないでしょうか？
やはりカードの比率が色々とおかしいですね。
カテゴリ毎の比率、ユニットとオペレーションの比率、ノーマルとレアとスーパーレアの比率など。
とは言え、ゲームデザインとしては十分遊べるものに仕上がっているので、今後に期待したいですね。