乙女企画クロジ第9回公演『エンガワノクラゲ』観て来ました
つい先日、マガミトールさんから
「乙女企画クロジ☆のチケットが余ったんで、よければどうですか?」
的なお誘いがあったので、ホイホイ着いて行きました。
『乙女企画クロジ☆』ってのは…
>: 福圓美里と松崎亜希子の劇団です。
>: 毎回違った演出・作家・役者をゲストに迎え、「女」と「虚構と生々しさ」をテーマに芝居を作っています。
>: 名前の由来は色々ありますが、「お客様に黒字を持って帰っていただきたい。」というのが大きいです。
という、まぁお芝居をやる劇団ですね。
今まで気にはなっていたのですが、中々行く機会がなくてですね。
今回ご縁があってお誘いを受けたことによって、初めて生の演技を見る機会に恵まれました。
今回の公演は第9回公演『エンガワノクラゲ』という演目でした。
もう9回もやってるんですね。
まぁ詳しいことはリンク先を見てもらえればわかると思います。
ゲストに能登麻美子さんが出演されていたのも貴重ですね。
また、本日2010年5月16日に千秋楽を迎えると言うことで、期待も高まりました。
Masaも以前まだ地元にいた頃は何ヶ月かに1回は芝居を見に行っていたもんですが、東京へ越してきてからは一度も見に行っていない事に気がつきました。
ライブや即売会ばかりに気を取られて、すっかり忘れてましたよ!
今後はもうちょっと芝居見に行きたいですね。
学生の頃は「劇団21世紀FOX」や「劇団すごろく」、「劇団へろへろQカムパニー」とか、行きたくても関東の公演なので行けなかったですからねぇ。
最初会場に入って驚いたのが、会場そのものでした。
今回の会場は『新宿SPACE107』と言う場所だったのですが、立地、広さ、設備の充実度等、自分が今までに足を運んだ小劇場とは全く別物だった気がします。
ちょっとしたカルチャーショックでしたね。
お話の内容は前述のリンク先でも軽く触れられていますが、多分見てない方には伝わらないでしょうね。
とりあえずざっくり話すと、他人どうしが寄り集まって一つの家にみんなで住んでる擬似家族が、色々擦った揉んだあって感情をぶつけ合って分かり合っていくようなお話ですかね。
過去の話を同じ舞台上で回想シーンのように演じつつ、現代でも同じ舞台上で話が進行していき、クロスオーバーしているといったような、ちょっと凝った演出をしてましたね。
更には、登場人物のうち一人が既に亡くなっていて、周りのみんなには見えていない(一人だけ見える)状態で演技しているので、その対比が面白かったり。
また、よく台詞がハモるシーンがあったり、やたら食べてるシーンがあったりで2時間ぶっ通しで見ていて全然飽きませんでした。
ただ、イスが硬くてお尻が痛かったです(笑
内容も濃くて、ホントに楽しい2時間でした。
福圓美里さんの演技力の高さは前々からすごいと思ってましたが、生で見たらなんかもうびっくりしちゃって。
やっぱりプロの芝居を見るってのは、色々と刺激になりますね。
次回公演は来年の3月だとか。
見る前は「芝居一本のために東京に来るのも大変だしなぁ」とか思ってましたが、見終わったら「コレだけのために来る価値あるわ」と評価が一変してしまいました。
また是非とも見に来たくなりました。
誘ってくださったマガミトールさん、本当にありがとうございました。
またぜひご一緒したいですね。