昨日2009年07月05日に、西武ドームにて声優水樹奈々さんのライブ『NANA MIZUKI LIVE DIAMOND 2009』が開催されました。
天気予報ではあまり天気が芳しくないような事もなくもなかったのですが、当日は程よい曇り空で雨も降らずよかったですね。
夏唯一のライブと言う事で、埼玉県は所沢にある西武ドームまで行ってきました。
その模様を簡単に纏めておこうと思います。
●ライブ会場
西武ドーム
前述の通り、今回のライブ会場は『西武ドーム』。
野球チーム『西武ライオンズ』のホームグラウンドですね。
都内から行こうと思うと、まず一旦池袋へ出て、西武池袋線で西所沢まで北上し、そこで西武狭山線に乗り換えて、と言った道のりが一般的のようですね。
池袋から大体30分強と言った所でしょうか。
西武球場前駅
西武ドーム
本当にドーム型してます!
中の様子
人がゴミのようだ!
と言うわけで物凄いスケールの会場です。
なんでも3万人ほど観客が収容できるようで、今回も3万人程観客が集まったようですね。
●NANA MIZUKI LIVE DIAMOND 2009 セットリスト
01. ミラクル☆フライト
02. アオイイロ
03. アノネ~まみむめ☆もがちょ
04. The place of happiness
05. 蒼き光の果て-ULTIMATE MODE-
06. Nostalgia
07. 沈黙の果実
08. 残光のガイア
09. STAND
10. 少年
11. 二人のMemory
12. PERFECT SMILE
13. innocent starte(Acoustic Ver.)
14. NAKED FEELS(Acoustic Ver.)
15. 深愛(Acoustic Ver.)
16. Gimmick Game
17. still in the groove
18. Take a shot
19. BRAVE PHOENIX
20. MARIA&JOKER
21. Justice to Believe
22. ETERNAL BLAZE
23. 悦楽カメリア
24. Bring it on!
25. Trickster
26. 夢の続き
アンコール
En1. POWER GATE
En2. Brand New Tops
En3. DISCOTHEQUE
●各曲の雑感
01.ミラクル☆フライト
(2004年 アルバム「ALIVE&KICKING」より)
今回のライブは『MARIA&JOKER』での幕開けを予想していた人もいるのではないでしょうか?
予想を裏切るまさかのミラクル☆フライト。
ノリのいい曲ではありますが、大抵中盤~終盤やアンコールで歌われる機会が多い曲ですし、一番最初になるとはちょっと意外ですね。
なんだか凄い数のダンサーでした。
脇の方にはちびっ子の女の子ダンサーも大量導入して、パッと見40人以上いたような気がします。
02. アオイイロ
(2006年 シングル「Justice to Believe」より)
『メイビ~♪』でお馴染みの歌ですね。
03. アノネ~まみむめ☆もがちょ
(2000年 シングル「想い」より)
これは嬉しいサプライズですね。
まさかCD発売から9年経って未だに聞けるとは。
しかも巨大スクリーンには『まみむめ☆もがちょ』の映像が流れてました。
タイアップ元の映像が流れる演出は水樹奈々単体のライブでは今までほとんどお目にかかれたことがないので、今後の可能性が広がる嬉しい演出ですね。
バリバリに遊べる振り・コール付きの曲なのでご新規さんには辛いかも知れませんね。
MC1
奈々「NANA MIZUKI LIVE DIAMOND 2009 supported by アニメロミックス」
「ついにやってきました!いや~すごいね!」
「アタシのこと見えてる?ココだよ?ココ!」
「もうちょっと大きく生まれたかった水樹です」
奈々「今日は待ちに待った夏のフェスティバル!」
「みんな寝てきた?」
観客「いぇーい!」
奈々「嘘、徹夜で並んだ人いたでしょ?」
「私も全然寝てません、興奮しちゃって楽しみでしょうがない!」
「あ、でもガッツリご飯は食べたよ?」
「ちゃんとカツカレーだから!」
奈々「今日は水樹史上最大の場所、そして最長のライブになるよ?」
「覚悟はできてる?」
観客「イェーイ!」
奈々「ホントに?アリーナ?」
観客「イェーイ!」
奈々「一塁側?」
観客「イェーイ!」
奈々「三塁側?」
観客「イェーイ!」
奈々「バックネット?」
観客「イェーイ!」
奈々「みんなアタシに飛び切りのパワーをください」
「今日は2009年、今までで最も忘れられない日にしようぜ!」
04. The place of happiness
(2001年 シングル「The place of happiness」より)
またまた古めのチョイスに古参ファン歓喜!
昔は割と定番曲だったのに、最近聞ける機会はめっきり減ってしまいましたからね。
今回のライブは割と古めの曲が多くて嬉しいですね。
05. 蒼き光の果て-ULTIMATE MODE-
(2009年 アルバム「ULTIMATE DIAMOND」より)
紆余曲折を経てニューアルバムに収録された本曲。
実はアレンジ前も後もそれほど聞き込んでいなかったため、違いがよく分かりませんでした。
06. Nostalgia
(2007年 アルバム「GREAT ACTIVITY」より)
水樹奈々史上もっとも短い曲としてお馴染み。
あっと言う間に過ぎ去っていきました。
着替え中 パフォーマンス 1
ここで一度奈々さんは捌け、チェリーボーイズによる演奏タイム。
Nostalgiaの後奏はファイヤーのサックスの独壇場でした。
その後ステージ上の巨大スクリーンに上映された映像がすごかったのです。
奈々さんのライブのリハーサル風景、そこへ突然乱入するショッカー戦闘員の数々。
そんなピンチを救うべく現れた戦士たち、その名も
『音楽戦隊 チェリボ☆セブン』!!
世界の平和は俺たちが守る!!
もう大爆笑でした。
なんか特撮のオープニングテーマ風の映像が付いていました。
誰のボーカルか分かりませんでしたが、かなり熱くてソレっぽい雰囲気になってました。
ちなみにチェリボ☆セブンのメンバーは以下の通り。
- チェリボグリーン マーティンこと松永俊弥
- チェリボイエロー アベちゃんこと阿部薫
- チェリボピンク トムくんこと大平勉
- チェリボレッド イタルビッチこと渡辺格
- チェリボブルー ケニーこと北島健二
- チェリボブラック ファイヤーこと藤岡雅弘
- チェリボパープル リュウたんこと坂本竜太
以上7名です。
イエローがカレー食ってたり、ブルーが女性を両手にはべらしてたり、中々色の特徴が出てますね。
この映像は必見ですよ!
あのミュージシャン達がキックにパンチに大暴れですからね!
07. 沈黙の果実
(2009年 アルバム「ULTIMATE DIAMOND」より)
衣装を変えて登場した奈々さん。
歌は最新アルバムより「沈黙の果実」
初めてライブで聴くと言うのにみんな結構ノリノリでしたね。
08. 残光のガイア
(2006年 アルバム「HYBRID UNIVERSE」より)
今回の第一『UOッ、眩しっ!』曲でした。
本当に残光のガイアは優遇されてますね。
結構な頻度で歌われます。
まぁ『Yeees!!』楽しくて好きですけどね。
センターに奈々さんが立つと、床がどんどん競りあがってきて、周りに噴水のごとく水がピューピュー出てました。
今まで火が出る演出は多々ありましたが、水を使う演出は中々なかったですね。
夏らしく涼しくてよいのではないでしょうか?
MC.2
奈々「水が出ちゃったね!みんな濡れた?」
「でも熱いライブで乾かしちゃうね!」
「夏、ドームはかなり暑いみたいで」
「何かしらヒヤッとする演出を、と言う事で」
「水、来ました(笑」
奈々「この水がこの中(足元を指して)に20トンも入ってるんだって!」
「すごいよね~?」
「どのくらいすごいか分からないけど(笑」
「スタッフの方々が徹夜で運んでくれました!」
「噴水に拍手っ!!」
奈々「(衣装が)中々動きづらい……」
「ちょっとお水を」
観客「おいしい~?」
「おいしいよ~」
奈々「この衣装メッチャ重いんだよ?」
「この衣装は水樹の強靭な腹筋によって支えられています(笑」
「この辺り(お腹)がプルプルします」
「これ、衣装の史上最重(おも)で、そして一番布を使ったらしいです」
観客「回ってー!!」
奈々「来たよ来たよ!今日はないと思ったのに……」
観客「回ってー!!回ってー!!」
観客「まーわってっ! まーわってっ! まーわってっ! まーわってっ!」
奈々「やっぱり、皆にも回ってもらわないとね」
奈々「アリーナ、回って~?」
観客「イエーイ!(回りながら)」
奈々「一塁側、回って~?」
観客「イエーイ!(回りながら)」
奈々「三塁側、回って~?」
観客「イエーイ!(回りながら)」
奈々「バックネット、回って~?」
観客「イエーイ!(回りながら)」
奈々「水樹、いきま~すっ!」(そう言ってゆっくり回る奈々さん)
観客「イェーイッ!」
観客「もう一回!もう一回!もう一回!もう一回!」
奈々「みんな流石の連携プレイだな~」
奈々「みんなコールお願いします!」
観客「まーわってっ! まーわってっ! まーわってっ! まーわってっ!」
奈々(またゆっくり回る奈々さん)
観客「イェーイ!」
奈々「今日は回っては店じまいです!」
観客「えーーーーーー?!」
奈々「……後で回ってあげてもいいよ?」
奈々「みんながいい子にしてたらね!」
奈々「次の曲は歌うのは随分久しぶり、6年?7年?振りくらい」
奈々「聞いてください、『STAND』」
09. STAND
(2002年 アルバム「MAGIC ATTRACTION」より)
またまた懐かしい曲が。
奈々さん本人もおっしゃっていましたが、人前で歌うのは6~7年振りだとか?
※2006年のJustice to Believe発売記念イベントで歌っていたようですが
10. 少年
(2009年 アルバム「ULTIMATE DIAMOND」より)
ニューアルバムより唯一の矢吹曲の「少年」。
周りでも割と好評価な一曲でした。
STANDとの繋ぎも割と自然だったのですが、逆に印象が似通ってしまったような気もします。
11. 二人のMemory
(2002年 アルバム「MAGIC ATTRACTION」より)
今回は本当に古めの曲が多くて。
コレもいい曲ですよね。
名盤『MAGIC ATTRACTION』収録の曲が多ければ多いほど昔からのファンが喜ぶのは間違いないです。
着替え中 パフォーマンス 2
またしてもステージ上の巨大スクリーンに映像が流れました。
犬と散歩する女性……
それは奈々さんと愛犬のケイたん!!
河川敷を二人で散歩していると、河原で野球をしている一団を発見。
ケイたんを抱きかかえ、マウンドの投手に熱い視線を投げかける奈々さん。
その視線に気が付き手を振る投手。
二人は一体どんな間柄なんでしょうね?
奈々さんは足元のボールを拾い……
12. PERFECT SMILE
(2009年 アルバム「ULTIMATE DIAMOND」より)
衣装を着替え、バックスクリーンの中央階段から登場した奈々さん。
衣装は全身に花がついたワンピースでした。
そのまま歌いながら階段を降り、地上に着いたかと思ったら大きなゴンドラ付きクレーンのようなものに乗ってドーム後方をあちこち三次元的に移動しんがら歌い続けていました。
高い所怖そうです。
実はあまりアルバムを聞き込んでいなかったので、この曲のタイトルがパッと出てこなかったのは内緒です。
でも歌は悪くないんですけどね。
MC.3
奈々「みんな盛り上がってますか?」
観客「イェーイッ!!」
奈々「アタシも超楽しいですっ!」
奈々「ところでさっきの映像見た?」
「あの可愛らしい毛むくじゃらの、ケイたん&hearts」
「ウチの子なんですけども、かわいかったな~」
「すいません、はしゃぎ過ぎました」
奈々「今日は映像も凝りに凝ってもらいました」
「タレント犬になる夢を果たしました!」
「ちゃんと演技してるんだよ?」
「バカ犬だとか言うけど、そんなことはないんだ」
奈々「オープニングも西武ドームで撮影してきたんだ」
「あのためにウチの三嶋Pどうしてもアンダースローで投げろって!」
「野球は好きだけど……投げたことないし」
「ライブの理はなのに肩が痛いとか!」
「最新鋭の機器を駆使して(笑 凄い剛速球を投げてました」
奈々「チェリボ☆セブン、いかがでした?」
「かっこよかったよね?」
「あのホント凄く大ベテランを呼んでるんですよ」
「チェリーボーイズなんて名前つけてますけど」
「それが特撮ヒーローをやっていただいて!」
「衣装があぁなっているのも実はここに繋がってるんですよ」
「あの歌もずっと頭に残ってて……」
「いつか何かの特典にして欲しいなぁ?」
「こっそり言っておきます」
「爆破の許可申請が必要で、栃木の山奥まで行って撮って来たの!」
「いつかどこかでこの映像を楽しんでいただきたいな」
奈々「ここで皆さんにお知らせがあります
「ULTIMATE DIAMOND、皆さん聞いてくれた?」
観客「聞いたー!!」
奈々「みんななんて略してるのかな?アルダイとか?UD?」
「オリコンさんで、第1位をいただきました!」
「本当、もう夢みたいで」
「当日はキングレコードにいて、打ち合わせで」
「三嶋Pがそわそわしてる訳ですよ」
「突然『1位になったよ!』って!」
「『やった!』っとならなくて、『夢?何かの間違いじゃ?』」
「びっくりする出来事で、いつも応援してくれる皆さんのお陰です」
「本当にありがとうございます」
「皆の勲章です」
奈々「もう既に次のアルバムを作りたくてしょうがない!」
「今回で7枚目のアルバムで、色んなことに挑戦して」
「新たにやりたいことが湧き上がってきて、早く新曲を作りたいです」
「いつか分からないけど、楽しみに待っててね」
奈々「2009年、7枚目と言う節目のアルバムを出して」
「TVにもたくさん出させていただいて」
「MUSIC JAPANにも出て、見てくれた?」
観客「見たー!」
奈々「超緊張した~、TVって独特の空間で」
「初めてTVでの生放送、『WEDNESDAY J-POP』」
「あれもホントに緊張しました」
「また出させていただく機会があればバリバリ出るので」
「皆さん応援お願いします」
奈々「イスが出てきました」
「夏ですけど、アコースティックコーナーやります」
「みんな座ってー」
奈々「もう間も無くに迫ってきました、リリカルなのは」
「その始まりの曲を聴いていただきたいと思います」
「『innocent starter』」
13. innocent starte(Acoustic Ver.)
(2004年 シングル「innocent starte」より)
と言う訳で長いMCを経て、ここからは冬のライブではお馴染みとなったアコースティックコーナー。
なんだか毎回歌われている感すらある本曲ですが、アコースティックとなるとその印象もだいぶかわりますね。
とりあえずなのはファン的に好感度+1
14. NAKED FEELS(Acoustic Ver.)
(2006年 アルバム「HYBRID UNIVERSE」より)
意外な曲がアコースティックで来ましたね。
割りと悪くなかったです。
MC. 4
奈々「ここでスペシャルゲストが登場となります。」
「アルパ奏者の上松美香さんです。」
ステージ袖から上松美香さん登場。
美香「奈々ちゃんドームおめでとう、そして1位おめでとう」
奈々「美香ちゃんと会うのはMUSIC JAPANの収録以来」
美香「同じステージでやれるのが嬉しい」
「超好きで、観に行こうと思ってて」
奈々「すいません、出しちゃいました」
奈々「美香ちゃんはアルバムで私の『SUPER GENERATION』をカバーしてくれて」
美香「横浜アリーナ、そこで歌ってたスパジェネが好きで」
「アルバムにカバーさせてもらいました」
「アルパとチェロで」
15. 深愛(Acoustic Ver.)
(2009年 シングル「深愛」より)
と言う訳で、武道館で叶わなかった夢のコラボがMUSIC JAPANに引き続き西武ドームでも叶いました。
って言うかここはむしろSUPER GENERATIONじゃないんですかね?
着替え中 パフォーマンス 3
チームヨーダの面々によるダンスパフォーマンスが披露されました。
チームヨーダのメンバーは
- ミカ
- マリナ
- ユメコ
- アンナ
- ケイ
- シズカ
- ナギ
- キミノ
- トモ
- ナオミ
以上10名になります。
16. Gimmick Game
(2009年 アルバム「ULTIMATE DIAMOND」より)
今回一番激しいダンス曲でしたね。
かなり派手目でかっこいいダンサブルな曲調で、場内の盛り上がりも異常にヒートアップしてましたね。
振りコピは無理!
17. still in the groove
(2003年 シングル「still in the groove」より)
そう言えば最近意外と歌われてなかった?
定番ダンス曲ですね。
振りとかあんまり覚えてないですよ!
でもノリノリで楽しかったですね。
2003年頃を思い出しました。
18. Take a shot
(2004年 アルバム「ALIVE&KICKING」より)
今回もなのは曲は優遇されてましたね。
1期、2期のOP、挿入歌それぞれ歌われてましたし。
Take a shotは流石に振りを覚えてましたね。
周りに迷惑がかからないよう、ひっそりと振りコピしてました。
MC. 5
奈々「ダンス3連発、いかがでしたか?」
「すごい汗です!少々お待ちください……」
「ヘッドセット外して……」
奈々「今日は新曲のGimmick Game、もっそい高速のダンスすてませんでした?」
「頑張ったよー!」
「みっしーPが厳しいんですよ」
「『最近プニってないかい?』」
「会う度にたるみ チェックされる」
「大丈夫ですよ?」
「結構頑張ってますよ?」
「カレーと言うカレーがありますから」
「余分な脂肪があら不思議、落ちました!」
「この夏ダイエットをお考えの皆様、お勧めです」
「一緒に引き締まろうぜ!」
奈々「ちょっと水飲ませて……おいちぃ!」
「たっぷり汗をかいた所で更になのは曲」
「みんな大丈夫?」
19. BRAVE PHOENIX
(2006年 シングル「SUPER GENERATION」より)
なのは祭り継続中。
この歌も好きなんですよね。
この歌を聴くといつでもこのシーンが思い出されて興奮します!
ここでもUO率高め。
着替え中 パフォーマンス 4
ここでまたしてもステージ上の巨大スクリーンにて映像が流れてきました。
夜の埠頭で、黒ずくめの男達に命を狙われる一人の男性が映し出されています。
多勢に無勢、あちこち逃げ回りながらも何度も追い詰められ、殴られ、蹴られ、刀で斬られ……
そんなアクションを繰り返している内に、突然ライブのステージ上に今の今まで映像に出ていた追われている男性と、彼を追いかけている黒ずくめの男達が登場したではありませんか?
どうやらそう言う演出のようで、ステージ上では激しいアクションが繰り広げられています。
しかし、そんな事を繰り返している内にとうとう追い詰められてしまいました。
一体どうなってしまうのか?!
そこへ突然ステージ上のスクリーンにヘリコプターの映像と激しいプロペラ音が!
ヘリコプターから伸びるハシゴに捕まりながら、ゆっくり近づいてくる奈々さんの姿がありました!
Justice to BelieveのPVの衣装のような真っ赤なドレスに身を包み、颯爽と現れました。
しかもステージ上に実際にハシゴが現れ、今映像に写っていた奈々さんがステージへゆっくりと降りてくるではありませんか。
さらに追っ手の男どもを千切っては投げ、千切っては投げの大活躍。
あっという間にやっつけてしまいました。
そんな一芝居を終えた後、流れるイントロは勿論『MARIA&JOKER』ですよね?!
20. MARIA&JOKER
(2009年 アルバム「ULTIMATE DIAMOND」より)
全体的に多少間延びした感はありましたが、迫力あるステージ上での大立ち回りを演じた奈々さんがそのまま歌に突入と言う珍しいパターン(過去にはJustice to Believeで似たような演出がありましたね)でした。
そう言えば観客の中には赤いサイリウムを振っている人が思ったよりいましたね。
別に誰かがそう言う企画を進めたわけでもなかったのですが、ステージ上のライトの色や衣装の色など、全体的に赤いイメージが強かったのでそうなったようです。
21. Justice to Believe
(2006年 シングル「Justice to Believe」より)
そしてそのままの流れでJustice to Believeへ繋がります。
あの衣装なら歌うでしょうねぇ。
先ほどよりさらに会場が赤みを帯びていました。
盛り上がりましたね。
MC. 6
奈々「みんなのありがとー、超気持ちいー!」
「みんなの戦いの炎は燃えているか?」
観客「イェーイ!」
「私もバリバリ燃えているよ!」
奈々「さっき頑張ってアクションとかやっちゃったんだよ?
「MARIA&JOKERができた時(ルパン三世の)不二子ちゃんになりたかったの」
「ライブで歌うって決まった時、『不二子になりたいんですっ!』って!
奈々「ヘリは空撮してきました」
「ハシゴは貸して貰いました」
「鉄の細いロープみたいなものに片手でプラプラとしながら」
「ここが凄い鍛えられました(笑」
奈々「不二子といえばヘリ、そしてハシゴ」
「夢をかなえてもらいました」
「昨日お家帰って飛び蹴りの練習で筋肉痛になりました(笑」
「テンション上げるために」
「ゲネプロ、通しリハーサルが終わったら結構いい時間で」
「TVつけたら『西武警察』やってて、明日、銃とかライブにぴったり」
「凄い爆発ばっかりで、参考になりませんでした」
「西武繋がりって事で、上手い話にもなりませんでしたが」
「見ていただけて良かったです」
奈々「ここで嬉しいお知らせが……」
観客「おおおおおおおおおーーーーー!!」
奈々「水樹奈々、ニューシングルの発表が決定しました!」
「続編が決定しておりますWHITE ALBUMのテーマソングです」
「監督曰く、『一期は精神、二期は肉体』、テーマが『肉体』
「……恐ろしいです!」
「私はついにその領域へ足を踏み入れてしまうのね?
「かなり濃ゆい作品になるので、それに負けない楽曲にしたいと思ってます」
奈々「それからもう一つ」
「テイルズオブシンフォニアの劇場版のテーマソングを歌う事が決定しました」
「テイルズは学生時代にプレイしているんですが」
「シンフォニアはゲームにドラマCD、OVAそして劇場版」
「尾も追いいれのある作品のテーマソングと言う事でメチャメチャ気合入ってます」
奈々「今度のシングルがなんと20枚目なんですよ」
「『もうそんなになるんだ?』
「私もびっくりして、また1つ区切りを迎えて」
「皆さん楽しみにしていて下さいね」
奈々「ここからは物凄い飛ばしていきますよ?」
「いよいよ夜、大人の時間、思いっ切り飛ばしていきたい!」
「アリーナ?」
観客「イエーイ!」
奈々「一塁側?」
観客「イェーイ!」
奈々「三塁側?」
観客「イェーイ!」
奈々「バックネット?」
観客「イェーイ!」
奈々「ETERNAL BLAZEッ!!」
22. ETERNAL BLAZE
(2005年 シングル「ETERNAL BLAZE」より)
ライブ中一番明るい時間がやってまいりました。
一番ウルトラオレンジ率の高い曲ですね。
まぁライブでは最早定番となりつつある楽曲ですしね。
なのは好きなので個人的には何回聞いても大丈夫ですよ。
着替え中 パフォーマンス 5
会場が暗くなったかと思うと、あちこちで太鼓を持った男性が多数登場してきました。
和太鼓による演奏が行われました。
遠くから見てると時間は長いし、太鼓以外の音も聞こえないでしょうし、ちょっと不満の声を上げる人も周りにはいましたね。
でも個人的には楽しめました。
実は太鼓の演奏が目の前で行われていたので、太鼓を叩いている人の掛け声や、小さなシンバルのようなもので出していた金属音もしっかり直接聞けたし(マイクではどちらもあまり拾えていなかったように思います)、何より叩いている姿を直接間近で見られたので、テンション上がりましたね。
23. 悦楽カメリア
(2009年 アルバム「ULTIMATE DIAMOND」より)
太鼓が出てきたら次の曲はコレしかないですよね。
今回のアルバムでメインとなっている和風ロックの様相を呈した曲『悦楽カメリア』。
奈々さんの衣装も和服っぽい感じになっていました。
肩口が露でセクシーでしたね。
この歌を聴いているのは本当に楽しくて、自然と髪の毛をかき乱しながら頭ガンガン振ってました。
なんで自然とこうなっちゃうんでしょうね?歌の魔力でしょうか?
24. Bring it on!
(2007年 アルバム「GREAT ACTIVITY」より)
この曲はLIVE FORMULAの開幕1曲目を飾った歌ですね。
正直この曲はLIVE FORMULAのイメージが強過ぎるので、暫くうたわれる事はないと思っていたのですがあっさり歌われましたね。
まぁ盛り上がるからいいのですけどね。
25. Trickster
(2008年 シングル「Trickster」より)
こちらもLIVE FEVERの少し前に発売されたCDでしたので、この歌を聞くとLIVE FEVERの模様がよみがえります。
そうそう、そう言えばこの2曲に関しては以前のライブではかなりウルトラオレンジが焚かれていたと思うのですが、今回は妙に青一色でしたね。
不思議でした。
MC. 7
奈々「みんなありがとう」
「楽しい~。みんな楽しい?」
観客「イェーイ!!」
奈々「テンション上がり過ぎて何言ってるか分からない!」
「ホント気持ちいい~」
「すごい気持ちいい汗流せて、みんなとこうして、幸せだよ」
奈々「次の曲が最後になります」
観客「ええええええええーーーーーーー!!」
奈々「次聞いてもらう曲はニューアルバムの最後に収録されている『夢の続き』」
「私が初めて書いたバラード曲です」
「いつもずっと傍で支えてくれるスタッフ」
「いつも私に熱い声援を送ってくれるみんな」
「私に歌手になるという夢の道しるべを示してくれた
「お父さんに向けてかいた曲です」
ここで思わず泣き出す奈々さん
観客「頑張れー!頑張れー!」
奈々「お父さんは去年旅立ってしまったけれど」
「すっごくすっごく歌が大好きな人で」
「そして野球が好きな人で……」
「だからきっと、ここに遊びに来てると思うんだ!」
観客より湧き上がる拍手
奈々「ずっと私の歌う所を見た事がなくて
「でも今日はきっと私の姿を見てくれてると思います」
「東京へ出てきて、デビューまでが遠くて」
「周りからは一杯プレッシャーをかける言葉があったけど」
「お父さんはそんなこと言わず『頑張ってこいっ!』って言ってくれました」
「水樹奈々はまだ始まったばかりで、夢はまだまだ続いてい行きます」
「私をこれからも見守っててくれますか?」
観客「イェーイ!!」
奈々「ありがとう」
「じゃぁ、精一杯の思いを込めて歌います、聞いてください」
「『夢の続き』」
26. 夢の続き
(2009年 アルバム「ULTIMATE DIAMOND」より)
このMCの後で歌われる『夢の続き』は反則です!
思わず貰い泣きしそうになりました。
奈々さんは本当に頑張って歌ってました。
感動的なラストを飾るのに相応しい1曲となったでしょう。
アンコール
En1. POWER GATE
(2002年 シングル「POWER GATE」より)
En2. Brand New Tops
(2009年 アルバム「ULTIMATE DIAMOND」より)
En3. DISCOTHEQUE
(2008年 シングル「Trickster」より)
と言う訳で、アンコールは上記の3曲になりました。
POWER GATEはライブ定番曲、アンコールに持ってくることも珍しくありませんでした。
2曲目は新曲「Brand New Tops」。
コールとか入れられそうで楽しみにしてたんですが、蓋を開けてみたらタオル曲にさせられてました!
3曲目は「DISCOTHEQUE」
アルバム発売直前での、作曲家の薬物所持による逮捕劇によって急遽収録が見合わせになってしまった曲ですが、まさかここで歌われるとは思っても見ませんでした。
てっきり以後は歌われないものかと思っていたので、嬉しいサプライズでしたね。
この後は恒例のプレゼントを会場にばら撒く例のアレでした。
今回は野球にちなんでサインボールが77個ばら撒かれました。
しかも遠距離にはバズーカ使用ですよ!
まぁ当然何も取れませんでしたが。
コレだけで30分かかってましたね。
もっと削ったらダブルアンコールできたと思うんですが。
●まとめての感想
まずなんと言っても「ドーム」ですね。
でかいです!そして観客が多い多い。
その迫力に圧倒されました。
今回はアリーナDブロックから見ていたのですが、ほぼドームの中央に位置する場所なので全体を下からぐるっと見上げる形になりました。
本当に大きいです。
ただ、弊害もあったようで、音響がかなり酷かったと言う話を聞きますね。
個人的にはほとんど気になるようなことはなかったんですが(チームヨーダが花道でHEY!HEY!行ってるのがズレてた位?)
選曲に関しても直近3年の歌が半分、それ以前の歌で半分を占めており、結構な割合で昔の2000年代前半の歌が歌われていたので満足でした。
ただ、今回はちょっと演出に懲り過ぎている感があったように思いますね。
トータルで4時間20分程度の公演だったのですが、その割には歌った曲数が29曲って思ったより少なかったのを覚えています。
もう少しコンパクトにまとめるか、長いなら長いなりに曲数を増やす方向で頑張ってもらいたいですね。
最も、それが難しいからこそ歌意外の演出パートで時間を引き延ばしているのかもしれませんが。
参加された皆様お疲れ様でした。
次は……MUSIC JAPANですね。
また次の機会をお楽しみに。
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