ネットラジオのすすめ

- 音楽配信/マイクテスト -

一通りセットアップ、環境設定が完了したら実際に放送ができるかどうかテストしましょう。


では実際に音声が配信できるかテストをします。
ブロードキャストサーバ上のSHOUTcast DSP Plug-inで接続が確立された状態で、そのWinampで適当に何か音楽を流してみましょう。

■自分で確認する場合

1分ぐらい放送したら、Ctrl+Lキーを押して、下記のULRを入力してみてください。

ブロードキャストサーバとストリーミングサーバが同じPCの場合
「http://localhost:8000/」
ブロードキャストサーバとストリーミングサーバが違うPCの場合
「http://192.168.1.100:8000/」
(※IPアドレス部分はストリーミングサーバのIPを指定してください。上記は一例です)
時差があるでしょうから、上記URLをWinampで再生すると、流していた音楽の少し前の状態が流れてくると思います。

■別の人に確認してもらう場合

4.グローバルIPの確認で取得したIPアドレスが仮に「XXX.XXX.XXX.XXX」だったとします。
その場合受信URLは「http://XXX.XXX.XXX.XXX:8000/」になります。
この受信URLを確認してもらう人に伝えて、リアルタイムで受信してもらいます。
LANの外側から聞いてもらったほうが信憑性が高いと思いませんか?
チャットや電話、メールなどで連絡を取り合いながら具合を確かめてみてください。
意外と音量の調節が難しいです。
ちなみにこれは通常インターネットラジオを聞いてもらう手順となんら変わりありません。
こうしてラジオ受信用URLを告知し、アクセスしてもらう事でラジオを聴いてもらえるわけです。

■設定を変更してマイクで喋ってテストする

SHOUTcast DSP Plug-inで「Input」タブを選択してください。

実はこのタブでInput Deviceとして「Winamp」が選択されているからWinamp上で流した音楽が配信されていたのです。
このドロップダウンリストを、「Winamp」から「Soundcard Input」に変更してください。

画面が切り替わっていると思います。
マイクを差して喋ってみてください。
右上のバーが声にあわせて上下したらマイクが反応している証拠です。
SHOUTcast DSP Plut-inがConnectされている状態で何か適当に喋ってみましょう。
多少の時差があるのですぐには聞こえませんが、接続が正しければ1分〜後くらいにマイクからInputされた音声が配信されます。
これでマイクテスト完了です。
ここまでできれば後はもういつでもインターネットラジオが始められる状態になりました。
どうでしたか?簡単でしたか?難しかったですか?
途中でつまづいてしまった人は原因究明を頑張ってください。
これまでが最低限の放送に必要な知識です。
これより後はより放送を楽しく、円滑に行うためのテクニックおよび諸注意となります。