マシンロボ ムゲンバイン

- ビクトリーレオン -

シリーズ名:マシンロボムゲンバイン
商品名:ビクトリーレオン
発売日:2004年11月20日
販売元:バンダイ
メーカー希望小売標準価格:4200円(税込み)

 ムゲンバインシリーズにゾードエレファントに続く大型商品が誕生しました


ムゲンロイド

額の『V』の字がビクトリーム様を彷彿とさせます。
ブルーの部分はクリヤーパーツで整形されていて美しいです。

バインパーツ

大型商品はとかく大味だと言われがちですが、
パーツ数もけっこうあるし、ジョイントの数も半端じゃないし
かなり遊べる仕様になってますねぇ。

マシンモード

ムゲンロイドにボディパーツ、バックパーツ、テールパーツ×2を装着する事で、
マシンモードへ変形します。
これは……消防自動車がモチーフ?
赤色でなんとなく放水しそうな機銃っぽいのもついてるし。

マシン&ベースモード

ウィングパーツ×2、ヘッドパーツ、フロントレッグパーツ×2、リアレッグパーツ×2
これらが合体して基地形態になれます。
ムハー!基地遊びそれすなわち漢のロマンなり。
なんか転がし走行で基地から発進させるだけでココロオドル。
かなりぴったりフィットで収まる為ぶれたりしません。
まぁ傾けたら落ちてきますけどね。

アニマルモード

巨大なライオンになります。
初めて写真で背中の羽を見た時は、単に余ったパーツを無理やりくっつけた、という印象でしたが
いざ実物を触ってみると意外としっくりくるバランスに驚きます。
かなり完成度が高い形態ですね。

ロボモード

……
う〜ん、なんでしょうねぇ、何かやぼったい感じがして今ひとつ好きになれない形態です。
首〜肩にかけてがすごく寸詰まりみたいな感じがしませんか?
あと手にも足せてるよく分からないモノ。
これって余剰パーツを武器に……てよくやるアレな気が。
足パーツはロイドの足に直接くっついてるので、ちょっとグラつきます。

なんかパッケージにこう書いてあったんですよ。

ビクトリーレオンとエアレオンが合体!
ハイパービクトリーレオンへ!!
ぶっちゃけ知りませんでした。
というわけで取説にも載っていないこの合体を、パッケージ写真を見ながら作ってみました。
ハイパービクトリーレオン ロボモード

おお、両肩にテイルパーツを持ってくるだけでかなり印象が変わりますね。
これならまだシルエットにもメリハリがつきます。
でも溢れたウィングパーツがまたもや余剰っぽく両足に追いやられています。
背中のエアレオンの機種もいまいち収まり悪いですし、ロボモードはちょっと残念だったかも。

ハイパービクトリーレオン マシン&ベースモード

パッケージの写真にはどこを探してもヘッドパーツがどうなっているのか分かりませんでした。
やっぱりどこにもついていないのかなぁ?
ということで無理やり変な所にくっついています。
マシンが2台もセットできるとあって基地遊びとしての楽しさがさらに膨らみますね。
素直にこのベースモードを基準にいろいろ広げていった方が
これまでとは違ったムゲンバインの遊び方が広がるかもしれませんね。

今回久しぶりにシリーズ中『DX』として発売されたビクトリーレオン。
これで定価4200円はちょっと高いかなぁ、というのが正直な所。
3150円くらいが適正じゃないですかねぇ。
まぁ値段を考えなければプレイバリューは非常に高いです。
過去ゾードエレファントが発売された時にも感じたんですが、
単体のパーツが結構大きいのでこれまでと違ったバリエーションが楽しめます。
特にウィングパーツなど、これまではロボや乗り物等、動物が中心だったムゲンバインに
新たな「基地」としての遊びを提供してくれたので、その意味は大きいです。
なんか続々シリーズ化っぽいイラストを見た覚えがあるんですが、
正直このビクトリーレオン以降まったく情報が出てこないのが心配です。
順当に1年やって終わりというのも寂しいですしねぇ。
せっかく基地シリーズが出たんで2段、3段と続けてリリースして欲しいものです。